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カテゴリ:大阪高齢者大学校 で学んで
8月27日~29日 一日目・・・名取市閖上 昨年の東北被災地に訪れなかった所が閖上です。 今年は、各被災地で3人の語り部ボランティアの人の体験を聞きました。 仙台空港着(9:30)→ バス (南三陸交通) → 閖上 → 気仙沼港→気仙沼大島 (宿泊) 仙台空港から車窓から見える1年後の風景は、 瓦礫が取り除かれていることと 今年から初めて稲が育てられたという青田が広がっていました。 閖上の被災を語るボランティアの方(家を流されたということです)がバスで案内。 多くの犠牲者を出した所ですが、跡形も無くなって・・・ 所々に家の土台が残されています。 震災から2年半経った今も復興、復旧はなされていない所です。 バスは、神社のある山へ ここもはるかに上回る津波が、襲いかかっています 松に残された傷跡が津波の高さを物語っています。 土上げの高さが、3メートルと決められていることに対して、 安全面で充分ではないと多くの反対があるそうです。 安全に暮らせる高さ、果たしてこれで充分でしょうか? 生命を守れる高台も想定外の大津波から身を守る建て物も より確実なものを構築しなければいけないと思いました。 妥協を許さない住民の声を行政はしっかりと受け止めてほしいと思いました。 地震の時刻で止まったまま小学校の時計です。 この歩道橋は、3月11日ここで小学生数人が下校の途中に地震に遭いました。 5年生の男の子が、「家に帰るのは駄目だ、学校に戻ろう。」 低学年の子どもを引き連れて学校へ戻り、助かったという歩道橋です。 名取市閖上地区には高台がない、逃げるときに多くの人は車を使いました。 地震による事故で大停滞になった道路に避難しようとした車がさらに渋滞を引き起こし、 大津波にのまれたということです。 住民の1割の600人の犠牲者が、未だ行方不明41人が・・・ 瓦礫は取り除かれたが、未だ遅々として進まない復興、復旧です。 避難所の公民館も2階建て、 ゆりあげ小学校も体育館避難から一保護者の「津波がきている、ここは危ない」 の一言から、多くの人命が助かったそうです。 町ごとなくなった、地域が如何に広いか、今回はその思いを強くしました。 草原が広がり 遠く海原が広がり・・・ 2年半の歳月・・・ 時間の流れは、人と共にある筈なのに・・・ なかなかブログに向かうことが出来なかった思いが強く 一週間が過ぎてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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