喪失感
大切なモノは失ってから気づく私は今まで何をしていたのだろう?生まれてから今日まで自分以外の人間を心底信用せず生きてきた信用して裏切られるのが怖かっただけかもしれない臆病な私は友人や身内にすら心の底から話す事が無かったそんな私の人生が彼女との出会いでガラリと変わった出会った最初の頃は毎日が新鮮だった彼女は何時も傍に居てくれたそんな彼女を私は傷つけてしまった何時からだろう?彼女が傍に居るのが当たり前と思うようになってたのは最初の頃は彼女が笑ってくれるなら普段はしない 体を張って笑いを取ってみたり時には、自分の過去の笑えるような事を話して驚かせたり、笑わせたりそんな些細な事でも充実してたそんな彼女を護っていこうと決めてた彼女が悩んだら一緒に立ち止まって一緒に悩み彼女が悲しんだら、私も一緒に悲しんでその後彼女が笑顔になる為ならどんな事でもしようと思った残りの人生を全て彼女の為だけに使っても良いとさえ思った嫌、寧ろ 使うつもりだった私は自分自身が憎い何故彼女にあのような言葉を吐いたのだろう?何故彼女にあのような行動を取ったのだろう?自分自身を殺したくなるほど憎い彼女が私にした事は至って普通の事なのに。。。私はそれが普通と認識すら出来なかった彼女の行動を疑い、不審に思い問い詰める下種にも劣る行動だと今頃になって悔やむ自分が居る愛とは『相手の心を心で受け止める』恋とは『相手に下心を抱き、接する』愛 それは 無償の優しさ恋 それは 有償の優しさ人の価値観はそれぞれ千差万別でも愛の最終的な形は全て一緒なのかもしれない