香寿たつき スーザンを探して@シアタークリエ
写真は舞台挨拶で香寿さんが客席に配ったチョコレート。僕はななななんとっ吉野圭吾さんから手渡されてしまった。感激!!!「スーザンを探して」という1979年のNY近辺を舞台にした格好イイ~ミュージカルです。楽曲は全てブロンディーというロックバンドの曲を使用している。(この点、昨年公開された映画アクロースザユニバースでビートルズの曲だけ33曲使われたのとちっと似ている。)ブロンディーというバンドは40歳になってしまった僕にとってもまだ古いバンドで、観ることになってあわててベスト盤CDを買ったけど、5曲ぐらいしか知らなかった。(涙ぐましい努力家だよ。)主演は一応保坂知寿さんで、保坂さんは「デュエット」の時よりかなり活き活きしているのだが、しかしそれにしてもスーザン役の香寿たつきさんが良いのですよ。ほぼ出ずっぱりで歌うまいし立ち姿勢はいいし格好良過ぎです。香寿さんが主役を食ってしまっている感あり。そして吉野圭吾さんの身体の切れとか歌が格好いい。他には特に男性のアンサンブル5名のダンスが素晴らしかった。G2の演出ってすごくかっこイイ!舞台のはじまりとか転換のときの役者さんの動きとかとってもイイです。ストーリーはよく分からんけどレボリューショナリーロードに通じる普通の主婦の不満みたいなものとか変身願望みたいなのが根底にあるのかな。もう一回観たいです。