マルグリット@梅田芸術劇場メインホール
2/26ソワレ・・・「マルグリット」。ミッシェル・ルグラン氏の作曲。客席は95%が女性のようでした。さすが宝塚ファンの地元ですね。オットーというドイツ将校の妾状態となっていた歌姫マルグリットと、アルマンというピアノマンの青年が恋に落ちる物語なのだが、その理由がよくわからず唐突過ぎてあまりに不自然なためリアリティに書けるストーリー。あまりパッとしない。春野寿美礼さんの存在感は大きい。ソプラノもかなり上手でかなめさん級まで出世するでしょう。。。田代マリオとかいう若者も芸大声楽科→オペラ出身ですから当然ですが歌声が筋が通っておりかなり凄いです。その上ストプレ演技もかなり出来るように見えます。独断ですが、ファンの方には申し訳ないのですが、、、、井上芳雄を超えてます!!。。。ホリプロの飯野めぐみさんとTEKKANさんは普通にうまいので、一幕最後のこの4人による歌が重なる曲は迫力あって素晴らしかったです。。しかしオットー役の寺脇康文が下手すぎました。演技も下手な上によせばいいのにときどき歌まで交えるもんだから舞台が急激に白けてしまうんだよなあ。ところが、2幕最後の方で周囲の女性たちのかなりな方々がすすり泣きしていました(驚)。そんな感情移入できる舞台でしたっけ??心に響く楽曲も2~3曲で無理してまで日生劇場まで観にいく舞台ではないですね。。この日にアフタートークショーがあったのですが、残念ながら見られませんでした。。。。