国立博物館の月例講演会 三国志の時代を考える
三国志展が開催中であるため、三国志の時代を考えるという月例講演会が開催されるというので、聴きに行ってみた。
曹操が作った国、魏。
邪馬台国の王 卑弥呼は、239.240年に魏に使者を送り、金印を授かったという。その時、鏡100枚なども下賜されたと、魏志倭人伝にあるそうな。
その時、使者が持ち帰った鏡100枚の中に入っていたのがコレらかもしれないという。。凄過ぎる。239年と240年に中国で作られた鏡で、日本の皇族や貴族が100年やそれ以上家で保有して、古墳に副葬品として埋められたとしたら辻褄が合うらしい。
世界で一つしか存在しない、皇帝の印で封じ込められた 封泥 フウデイ というモノ。秦の始皇帝の可能性もあるそう。
大昔の硯は、竹にちまちまと書いたから墨の量が少ないので、海と陸が無かったという。
東洋館に展示されていた書。
清の皇帝、乾隆帝の行書。超多忙な皇帝でありながら鍛錬を重ねたこのような書が書けるという凄み。
いずれも清の康熙帝の書。康熙帝から雍正帝、乾隆帝は三賢帝と言われ、国も良く治ったという。観るべき!