ホープフルステークス G1 中山2000m
◎サトノヘリオス新馬戦でイクイノックス、サークルオブライフなどの強力メンバーと対戦。経験が活きたか未勝利戦、エリカ賞で2度の2歳レコードを出すなど優秀な走り。2歳戦の中ではハイペースといえる前半60秒を切ったレース、馬群を割らせる苦しい競馬を経験していることも強みで、スローの上がり勝負しか戦っていない馬より経験値が数段上。ダービー馬を2頭出した友道厩舎は若駒の管理に定評がある。戦ったレベルの違いとコース問わず使える末脚で、鞍上ともどもここからの飛躍に期待したい。◎ジャスティンパレスルメールがコマンドラインを選択し、ここでは評価が低いと見なされた格好だが、特に悪い材料もなく2000mを2回走って上がり34秒台と安定している。価格19000万円とフィデルと同額でこの中ではトップ。馬主の三木氏はABCマートの創始者で馬主歴がまだ2年ぐらい。ここでG1を勝利して馬主会に華々しくデビューして欲しい(←目線は誰?)◯オニャンコポンレースでは2番手先行から上がりもきっちり使って2連勝、ただ走破時計があまり速くなく初動から流れる展開は未知数。強調出来る点はないが減点材料もない。他の上位人気馬に不安があるここでなら十分通用する。消コマンドライン2走ともスローから抜け出しで経験値が低く、評価できない。重賞の勝ち時計が同日同コースの未勝利戦より2秒以上遅く、戦った相手も次走以降重賞では通用しておらず、全く参考にならない。中山へのコース代わりも不安で、さらにはマイルしか使っておらず、実績上位でもマイル重賞馬が2着止まりなデータもマイナス。ただ、2勝しているという事実は重く受け止めないといけない。ルメール騎手の乗り方に依るところが大きい。消アスクワイルドモアデータ上全く走らない札幌2歳Sの連対馬。しかも4馬身差の完敗で、勝ち馬ジオグリフも朝日杯で凡走。大外枠もマイナス。