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カテゴリ:雨漏りに取り組む
11月24日(水曜日)・・・・・・・・・・・・・ 午後、日経ホームビルダーの記者さんがお2人で来社。 リフォームの際の雨漏りトラブルという感じの特集において、 雨漏りの専門家として取材を受けるカタチだ。 この手の取材は出来る限り受けるようにしている。 なんだかんだ言っても、 まだまだ『雨漏り』の実態が世の中に正しく伝わっていない。 世の中どころか、当事者である建設業界の人間すら認識が甘い。 建築やリフォームに関係するクレームの中で最も多いのが雨漏りなのに。。。 そのこと(雨漏りの実態が正しく伝わっていない)が、 次なる新たな雨漏りを生み出し続けている。 完全な悪循環に陥っている。。。 雨漏りと聞けば、 どうしても古い建物をイメージしてしまいがちだが、 実は、そもそもそれこそが最大の誤解であり、 新築・築浅の物件であっても、決して雨漏りとは無縁ではないのだ。 大きなくくりで分けると、 雨漏りには、 1)経年劣化が原因の雨漏り 2)雨仕舞いの不備が原因の雨漏り この2つのパターンの雨漏りがある。 1)経年劣化が原因の雨漏りは、 ま、言うまでもないが、新築や築浅物件には起こりえない。 問題は、2)雨仕舞いの不備が原因の雨漏り。 このケースでは、基本的に新築も築浅も全く関係ないことになる。 で、 問題なのが、 近年、2)のケースの雨漏りがますます増えてるってコト。 1)のケースは、防水部材や工法の進化に伴い徐々に減る傾向にあるのだが、 2)のケースは、確実に増えている。 その増えている原因が、 施工者や設計者の認識の甘さであり知識や経験の不足なのだ。 日々、雨漏りトラブルと向きあう現場の中で、 そのことを痛感しているからこそ、 情報を発信し啓蒙することの大切さを感じているのだ。 NPO法人雨漏り診断士協会の活動を通じて、 また、今日のような業界誌・専門誌の取材を積極的に受けることで、 雨漏りに関する正しい情報や知識を発信していきたいと考えている。 1件でも多くの雨漏りトラブルを減らし、 一人でも多くの雨漏りで困っている消費者を救いたい。 そのことに少しでも役に立ちたい。 そのためにも、 もっともっと情報発信をしなくては・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月28日 10時26分55秒
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