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カテゴリ:経営者として想うこと
平成23年11月7日(月曜日) <本日の工事進捗状況> 朝イチで上野へ。 雨漏り補修工事の現場。 RC造・9階建てビルで6階の窓枠からの雨漏り。 なので、屋上からロープでぶら下がってのブランコ作業だ。 高所作業なので安全対策が重要。 今回は、 建物の裏通りの面で、 車両も歩行者もほとんど通らない側なので、 ロープを張って立ち入り禁止区域作ることで安全を確保できる。 が、 これが歩行者の多い表通りだったらそう簡単ではない。 足場でステージを組むとか、朝顔養生をするとか、 何らかの物理的な安全対策が必要になってくる。 そうなると、 ブランコで施工するメリットが少なくなってきて、 いっそ、ゴンドラを仮設したほうが良いというケースも考えられる。 そのへんのバランス感覚というか、 総合的な判断が重要だ。 そのへんの判断は、やはり長年の経験からかな・・・ 余談だけど、 理論的に言えば、 どんなに高いビルでもロープを使って降りることは可能。 新宿の超高層ビルでも、サンシャイン60でも、 極端な話、スカイツリーのてっぺんからだってロープ降りることはできる。 それだけの長さのロープ(ザイール)さえあれば、 いや、ロープを途中でつけ足すことも理屈では可能なのだ。 しかし、高所作業となると話は別。 山登りやロッククライミングとはちょっと違うのだ。 シーリングを打つとか、クラックや爆裂を補修するとか、 そういう専門的な作業をするとなると、やはりなかなか難しい。 これまでの経験から考えても、 おそらく10~12階前後の高さが高所作業できる限界だろう。 それ以上の高さになったら、 ゴンドラや足場の仮設を薦めるのがプロの責任だろうと思う。 さて、 今回の雨漏り。 原因は大きく2つ考えられて、 1つは、窓サッシまわりのシーリングの剥離。 RC窓枠からの雨漏りは、ほとんどの場合が窓サッシまわりのシールが原因。 なので、今回もこれを打ち替える予定。 もう1つが、 コンクリート打ち継ぎ目地のシーリング劣化。 たいていの場合、この2つのどちらかが原因だ。 あとはクラックに注意すれば良い。 ま、今回、 雨漏りのプロフェッショナルTさんと、 シーリングのプロフェッショナルNさんの、 最強コラボレーションだから大丈夫。何の心配もない。 どんな小さな不具合も見落とすことなく、 バッチリやってくれるだろう。 任せて安心だ。 それにしてもこの現場・・・ 現調(下見)したのが8月末で、見積書を出したのが9月初旬。 つまり、 相談を頂いてから着工するまで、 なんと、2ヶ月以上もお待ち頂いたことになる。 本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。 もっと人を育てて、 もっと素早い対応が出来るようにしないと・・・・・・・・ 雨漏り110番の名折れとなってしまう。 なんとかして体制を整えなくては。 そして、 今現在も、工事の着工をお待ち頂いているお客様。 本当に申し訳ございません。 この場を借りて、心からお詫び申し上げます。 1日でも早く工事に入れますように最大限努力をする所存です。 今しばらくお待ちくださいますよう何卒宜しくお願い申し上げます。 雨漏り110番グループ代表 日本外装株式会社 代表取締役 唐鎌謙二 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月16日 21時20分05秒
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