木漏れ日の中で

ゴッコと呼ばれる奇妙な魚がいます。
ホテイウオというのが通常の呼び方らしいです。
深海魚なのですが、産卵の時期だけ岩場に吸盤で張り付いているようです。
巨大なオタマジャクシと表現した人がいましたが、まさしくそんな感じなのだと思います。
…思いますと、消極的な発言しかできないのは、ゴッコの本来の姿を見たことがないからです。
切り身…というよりは、鍋に入ってすでに煮えた状態でしかお目にかかったことがありません。

出合った場所は、道南の恵山岬にあるホテル恵風
ホテル恵風、施設とか温泉とかはともかく、スローフードを上手に利用して少しでも安価で美味しい献立を作ってみましたという姿勢に感動したのですが、そこで出会ったのがこのゴッコ鍋。

コラーゲンたっぷりのこのツルツルしたゼラチン質の触感は何？！

北海道に長年住んでいますが、実は今まで知りませんでした。
北海道は広いのです！
道南はあまりご縁がなかった場所で、‘北海道をもれなく周ろう！ドライブ’でも一番最後まで残ってしまった所です。
そこで思いがけなく出合ったゴッコ鍋！
道南の冬の味覚と知ったのは、家に戻ってネット検索してからでした。

先週、恵山ではゴッコ祭りが行われたとか。
行きたかったのですが、なにせ恵山は遠いのです。
車で６時間はかかると思います。
ゴッコ祭りの事を知ったのが、前日だったもので…。
来年こそ、絶対行きたいわ！！

食べ損ねてしまったので、今無性にゴッコが食べたいです！
作り方を紹介しているページもありました。
が、肝心のゴッコをどこで手に入れたら良いの？
と思ったら、ちゃんと扱っているショップがあるんですね。
お取り寄せしてみようかしら…。

【発送期間】2月上旬～3月中旬ゼラチン質の身がたまらない北海道のゴッコ(メス)　1尾(1．3～1．...