カテゴリ:温泉
たまたま近くを通りかかったので、硫黄泉の看板に惹かれて寄ってみました。
場所は、岩見沢から夕張へ向かう途中にあります。 看板から曲がると突き当たりにあるのは、大きな民家…ではなく、栗沢温泉。 開湯は明治42年だとか…。 すっごく歴史のある温泉なのですねぇ! 通常の時間帯は大人600円ですが、午後6時を過ぎると500円になります。 私達が行ったのは6時少し前だったのですが、500円にしてくれました。 「8時で終わるので、6時を過ぎると人が来なくなるんですよ。」とのこと。 カゴ12個とロッカー8個の小さな脱衣所には荷物が何もなく、どうやら他には誰もいない様子。 でも盛大にお湯を使う音が聞こえてくるので不思議に思ったら、浴場に入ってわかりました。 男湯にどうやら先客が1人いる様子。 で、4~5人も入ったらいっぱいになってしまいそうな浴槽はすりガラスで仕切られているだけで男湯とつながっているようです。 作り方としては、合理的といえば合理的。 どこかのHPに北海道には多いとありましたが、そうなのかしら? ちなみに、今日の北海道新聞にたまたまこの栗沢温泉の写真が出ていましたが、上から撮った写真で見事に浴槽がすりガラス1枚で分断されている様子がわかります。 源泉は11度の単純硫黄泉(緊張性低張冷鉱泉)。 加温していますが、源泉もチョロチョロと出ています。 効能書きを見てちょっと驚いたのが、鉛・水銀などの金属中毒症に効果ありの文字。 飲用可で、地元の方々はわざわざポリタンク持参でこの温泉水を汲みにくるらしいです。 持ち帰ってご飯を炊くのに使ったり、焼酎の温泉割りにしたりしているとか。 う~ん…さすがに歴史のある温泉ともなると、地域密着度も違うのね。 試しにちょっと飲んでみると、ゆで卵のような味がしました。 お湯は無色透明。とろりとしたぬめり感があり、すぐに汗が噴出してきます。 かなり温まります。 浴槽はこれ1つだけ。あ…源泉なのかただの水風呂なのか一回り小さい浴槽も1つありました。 そうか…舐めてみれば水か違うのかがわかったわねと今頃気づきました。 洗い場は絶対に自分で温度調節をしなければならない蛇口式だと思っていたのですが、意外な事にシャワーが付いていました。 さすがにアメニティはなしです。 一緒に行った友人が気に入ったようなので、またそのうちリピートするかも…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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