木漏れ日の中で

八雲温泉おぼこ荘に宿泊してみました。
楽天トラベルでネット予約をしたのですが、ネット予約だと9畳会席コースに限定されてしまうようです。
電話で確認したところ、いろりコースへの変更もOKでした。
（楽天の利用ポイントはネット予約のもののままです）
宿泊棟は昨年建て替えたばかりなので、とても綺麗です。



窓からは鉛川の透き通った綺麗な流れが見えます。
ウォシュレットのトイレと洗面所が部屋に付いています。
スリッパはなし。素足でペタペタ歩くのが私は好きなので、嬉しかったです。
お部屋に冷蔵庫はありませんので、飲み物などの持込をしても冷せませんよ。
飲み物は自販機でペットボトル類ならば定価で買うことができます。
ビールも自販機に入っています。が、発泡酒だということです。

夕食は18時～20時。会席コースかいろりコースを予約時に選びます。
いろりコースは海の幸山の幸を囲炉裏の火でじっくりと焼きながら頂きます。
それにプラス名古屋コーチンの鍋がつきます。





かなりお腹がいっぱいになります。
最後名古屋コーチン鍋の汁で雑炊を作ってくれるのですが、そこまで行きつかない人も多いらしく「最後にデザートもありますので雑炊が不要でしたら声をかけてくださいね。」と言われました。

お風呂は21時から翌朝8時半までが、宿泊客専用になり、夜通し入る事ができます。
日中は雨模様でしたが、夜には雨もあがって湯気の隙間からクッキリと北斗七星が見えました。
天気が良ければ、もっと星が綺麗なのではないかしら。
星を眺めながら入る夜の露天風呂は、最高の贅沢だと思います。
川のせせらぎしか聞こえない静けさは、ああ立ち去りがたい！としみじみ思いました。

少ないスタッフで動いているようなので、夜は泊まるのかと女性スタッフに聞いたところ、男性スタッフ１名が宿直で残る他はみんな帰るそうです。
皆さんどうやら、車で30分かけて毎日山道を通勤して来るようです。
冬は大変そう…。

朝食は7時半から。
スタッフが通勤してくる事を考えれば、このゆっくり目の朝食開始時間も仕方ないですね。
和食ですが、おかずが冷たいのがちょっと残念…。
おそらくは搾ったたばかりの牛乳を殺菌の為に沸かしたものと思われる暖かいミルクが、朝食時は自由に飲めます。
小ビン入り牛乳も売店で買うことができます。（1本100円）
八雲は酪農地帯なのです。

全体的にかなり満足度の高い宿でした。
ネットもゲーセンもカラオケもないので、ゆったりのんびりと寛ぎたい人向けです。
ああ、連泊したかったなぁ…。