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ふと目に付いた‘萩野荘’の案内板に誘われて行ってみました。
住宅街にいきなり現れた建物。 今回は、カメラを持っていなかったので、携帯で撮っています。 不思議な造りです。 この暖簾の奥は坂道になっていて、その奥に扉がありました。 玄関に入ると、すぐ右手に受付らしき小窓がありますが、人の姿は見えません。 奥の管理室のような所のソファーに管理人さんらしき男性が寝ていたので、「日帰り入浴お願いします。」と声をかけたのですが、「はーい」と返事だけは返ってくるものの一向に起き上がる気配なし。 大きな灰皿にお金が入っています。 ここに入浴料金を入れるのね。 大人300円です。 玄関を入ってすぐに『男湯』『女湯』と書かれた暖簾がありました。 中に入ると、小さな脱衣室がありました。 カゴが5個棚に入っており、その他にふた付きの棚が5人分。 せいぜいそれくらいしか来ないということなのですね。 貴重品入れなし。 壁に「貴重品は各自で保管してください」の表示あり。 脱衣カゴにいれておいても盗難の心配がないという古きよき時代がここはまだ残っているのですね。 洗い場です。 アメニティは石けんのみ。 洗い場は4箇所のみのこじんまりとした造りです。 配管からもしやと思った通り、蛇口からは温泉と水がプラスされたものが出てきます。 隣りの男湯で洗い場を使うと、切り替えのたびにバン!というすごい音がします。 湯船は1つのみ。 茶褐色の麦茶色の温泉です。 源泉かけ流しらしいのですが、男湯の方に噴出口があるようです。 かなり熱め。 44℃くらいとみました。 1つの浴槽を真ん中で男女に分けている北海道ではよくある温泉です。 下の部分がつながっていて、もぐればあちらへ行けるというモノ。 ぬめり感とパンチのあるお湯です。 でも、隙間だらけなのか蒸気がこもって息苦しいと言う事はないので、結構まったりと浸かっていられました。(熱いので足湯と半身浴が主でしたが…) 帰りがけ、例のおじさんはまだソファーで寝ていました。 発泡スチロールの箱を持っていた別の男性が「まだよくならないのか?」と声をかけていたので、あまり体調がよくないのかも。 後でネット検索してみたところ、このおじさんは大抵寝ているか開けたまま留守にしている事もあるようで…。 う~ん…お湯は良いのですが、不思議な温泉でした。 でもかなり気に入りました! ちなみに案内板には『素泊り2,000円』とありました。 おそらく泊まれるのだと思いますが、詳細は不明。 ■温泉萩野荘■ 住所:〒059-0922 北海道白老郡白老町萩野426-2 TEL:0144-83-4923 料金:大人300円 営業時間:不明 含食塩ー硫黄泉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008/05/12 02:45:12 PM
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