永光農園たまご屋さん
先日、職場の人から頂いたシフォンケーキがとっても美味しかったので、そのお店に行ってみたいと思っていました。『永光農園たまご屋さん』札幌市内の養鶏家が有精卵を使った卵で作っているケーキらしいのです。同じ敷地内で十割そばのお店も営業しているようですし、これは行ってみなければ!札幌市内とはいえ、のどかな田園地帯…なのでしょうね。今は雪で真っ白!そんな郊外のような風景を見ながら走っていると、突然建物が見えました。車を降りるとすぐに鶏の声が聞こえてきました。姿はみえないのですが、どこかで元気に放し飼いにされているようです。この『農村の四季』とかかれた建物がお蕎麦屋さん。土日祝日のみの営業で、時間も11時~15時まで。入り口を入って右に進むと吹き抜けのゆったりとした空間の店内が広がっています。席につくと、まず温かいお茶と一緒にシフォンの試食が出てきます。マーブル・カボチャ・バニラの三種類が小さなお皿にのっていました。ほんの一口サイズですが、ここのシフォンの味を試す事ができます。カボチャは原材料はカボチャですっ!はっきりわかる濃厚なカボチャ味です。お蕎麦屋さんですが、さすがに卵に自信があるとみえて、卵焼きもメニューにあります。これがその卵焼き(300円)です。だし巻き卵ですが、醤油と自家製とおぼしきケチャップが一緒に付いてきました。醤油さしの大きさで卵の大きさの想像がつくかしら?結構大きめです。う~ん…大判サイズの豆腐くらいの大きさかな?さっぱりとした薄味。醤油も良いのですが、ケチャップがお勧め!自家製のトマトを潰して作りましたという感じのとってもナチュラルな味です。さて、お蕎麦ですが…私が頼んだのは、こちらの冷たい大盛り(850円)上品な大盛りのお店も多い中で、ここの大盛りはそれだけで十分お腹が一杯になってしまうような大盛りでした。細めで、汁はカツオだしがきいてます。お蕎麦のメニューはこの他には温かいものが3~4品くらいだったかしら?あまり多くはありません。たまご屋さんなので、当然ながら、たまご付きのものや、親子・月見・かしわといったものがありました。広がる雪原を眺めながら、なんとも心地よい時間を過ごす事ができました。さて、お目当てのシフォンケーキですが…このお蕎麦屋さんで買うことができます。シフォンケーキだけ欲しい人は、入り口を入ってすぐの所にある会計兼売店に申し出る事になるようです。常時あるのが、バニラで、他のものは日替わりというかその時々で焼いているようです。紅茶のシフォンが欲しかったのですが、今日あるのはマーブルとバニラとのこと。バニラを1ホール(1,500円)頼むと、テーブルの横に置いてくれました。結構大き目のシフォンケーキです。1/8にカットされたもの(200円)も買うことができます。それだけでも結構食べごたえあります。家に帰って早速食べてみたのですが…フワフワのあっさりシフォンで、美味しい~♪ちなみに本日の夕食はすき焼きだったのですが、メインは十勝牛ではなく、この永光さん家の卵でした!こんもりと盛り上がった白身と爪楊枝を刺しても倒れないしっかりとした黄身にビックリ。放し飼いされた鶏の有精卵はやっぱり違うわぁ~。この卵はやっぱりお蕎麦屋さんでも買えますが、店の横にある卵の自動販売機でも売っています。10個で400円はちょっと高いのですが、それだけの価値はありますね。この永光農園のブログがあったのですが、卵集めをしている時に、モモちゃんというワンコがカラスから卵を守る番犬として活躍するそうです。この子はアイリッシュセッターで、定山渓に捨てられているのを拾われて縁あってこの農園に貰われてきたとか。普段は鶏舎のまわりにいて、キツネなどから鶏を守っているそうです。この農園は他にホシという白い犬がいるようです。そんな子達がいたなんて、ちっとも気づかなかったワ…。ここのシフォンケーキや卵は昨年11月にオープンした商業施設イーアスでも買うことができるらしいのですが、次もここに買いに来たいわね。