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上海市民の主な交通手段はバスである。
上海市内には、網の目のようにバス路線が張り巡らされている。 車体は日本とまったく同じ、日本で知ってるままのバスである。多くのバスは前乗り料金先払いで中央のドアから降りる。日本でおなじみ「降ります」のボタンはなく、各停留所に止まるから目的の停留所で自由に降りればいい。 乗り心地も日本のバスと変わらない。 路線は100番以下から始まって900番台まで、市内線、郊外線、通勤ラッシュ線と分かれている。 更に面白いのは、その路線番号の横に大きな字で「空調」 と書いたバスを多く見かける。 これは、その名の通り「空調」が効いてるバスだそうだ。 で、空調が効いたバスとそうで無いバスは料金が違うのだそうだ。だから空調の必要ない季節には不公平だと問題になっている。 元々市民の足になるほどだから、バス料金は安く、2元(30円)~3元(45円)で大抵のところへ行ける。 一見便利そうなこのバスだが、実はあまりお勧め出来ない。バス内の治安が良くないのだ。 通常、人ごみなどでは常にスリに気を付けないといけないのは日本でも同じだが、このバス内は特に多い。 上海人でさえ、ちょっと油断するとやられる。 しかも、上海のバスは夜間車内灯を付けて走らない。 どうかするとヘッドライトさえつけない。ほの暗い道を真っ暗なバスが満員で走ってる様は、かなり不気味である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月09日 15時19分25秒
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