はじめての市場
先日初めて「市場」なるものに行って来ました。外観は、知らないとそこが市場だとはわからない。「なんとか市場」とかいった看板がはっきりと出てるわけじゃない。入り口に扉などもなく、まるで何処かの路地にでも入るような感じで中に入ってみるとそこはスーパーと日本の市場を足して2で割ったような雰囲気のところだった。その市場の1階は鮮魚・精肉売り場でした。各個人店舗が小さないけすを構えて「安いよ!」「美味しいよ!」と売り声をかけてきます。(中国語はわかりませんが、多分そんな事言ってるんだろう。)売ってるのは、鯉のような川魚とか、うなぎ、えび、かに、貝類、これらがメインでした。ほとんどが淡水系です。上海の魚介類は、多くが淡水系です。「上海」の文字と地理からは意外ですが、上海の近海は長江から流れ出た大量の砂のため何キロも先まで土色をしていて、漁業が出来ないのです。そう、あの超有名な「上海蟹」も湖で捕れる蟹です。市場では、100元札など不要です。ほとんどの物が5元以下で買えます。えび300g3元、卵6個3元6角、そんな感じです。精肉売り場では、豚が一頭きれいに分割されて売られていました。また、鶏はそのまんまで、たくさんショーケースの中で元気にしてました。生きてる鶏みて肉の良し悪しがわかるんだろうか?疑問です。そして、傍らには山のように積まれた何種類もの卵を売ってるんですが、中国では卵は産みたてをそのまま売るので、日本の綺麗な卵に慣れてると、あの産んだまんまの卵にはちょっと抵抗があります。野菜他の話はまた次回に。