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カテゴリ:カシャッ
アジト組員の皆様こんちくわ。知らんまにカンガルーを食べていた凶暴な女、写楽です。
↑何も生きてるカンガルーに飛びついたわけではございません。 先日のオーストラリア出張の前に、先生から「行ったらカンガルーとかワニとか食べてみ」と言われており、「そうか、日本でわざわざ食べたいとは思わないけど、向こうでは食べる文化があるんやし、どうせなら食べてみたい」とは思っていたのですが、実際にはそういう機会がなくて帰りの機内で副校長先生に「少し残念です」なんてお話していたら、 「あっちの学校で出たミートパイはカンガルーのお肉よ。クセあったでしょ?」 と、言われて衝撃の事実を知り、「おいしかった♪」記憶しかない自分に「大いなる順応性」と共に「若干の味オンチ」を感じている次第です。 さて、今日はそんな話はございません。 前に「3月は嫌い」と書きましたように、今は卒業シーズン真っただ中で「めでたいけど寂しい」気分でなんだかアンニュイな日々です。 しかも涙もろいので、全然知らない卒業式や卒園式でも泣きまくりです。 まして自分の担当校なんて大変です! 先生方ほどではないと思いますが、私も入学式から写真を撮り続けてきた可愛い生徒達ですから、「おめでとう」の気持ちと共に、やっぱり寂しいんです。 出張前に行った、私の担当している中学校の生徒達から 生徒達「○○ちゃん、卒業式に来てくれるやんな?」 私「え?もうアルバムには載らへんから撮影は行かへんよ」 生徒達「私らの卒業するとこ、見に来て欲しいねん!」 と言われ、不覚にもその場で泣いてしまいました。 生徒達は軽く言っただけかもしれないけれど、私は幸せだなぁ、と思います。 私が中学生だった頃は正直なところ、写真屋さんは嫌いでした。 私は写真嫌いだったので「イヤや言うてるのに、なんで無理矢理撮らはんねやろぅ」と、 うっとおしく感じていましたので、名前はもちろん、顔さえ知りませんでした。 まさか自分が写真屋になるなんて思っていませんでしたが、カメラマンになろうと決めた時 「無理矢理撮るような写真屋には、絶対ならんとこう」と思いました。 それはなかなか難しい事でもありましたが、それでも「せっかく楽しい気分なのに、写真を無理矢理撮るだけで台無しにしてしまう」と思って、いろんな手段で相手から「撮って♪」と言って貰えるようにしてきました。 もちろん全員が写真好きになってくれたわけではありませんが、でも「嫌われる写真屋には、ならなかった」事が嬉しいし、幸せなのです。 今は別れが寂しいですが、また4月には新たな出会いが待っているので、 「涙もろい写真屋の○○ちゃん」は、またまた入学式から卒業まで頑張る所存です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年03月21日 20時24分58秒
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