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カテゴリ:名医☆橋幸夫
アジト組員の皆様、こんちくわ。
黄金週間いかがお過ごしでしょうか。 昨日はいつもの友人達と京都ではしゃいで来た写楽です。 さて再び歯医者日記です。 私の嫌いな言葉は「痛かったら右手を挙げて下さいね」と「お写真撮りますね」 お写真(=レントゲン)がなぜ嫌いなのか。 写真屋としては歯の写り方が気になる、そんな理由じゃございません。 「じゃ、お写真を撮りますね」 悪魔の化身、橋幸夫が微笑をたたえながらそう言うと、手下の小悪魔(歯科助手さん)が「こちらに座って下さいね~」と私を誘導します。 そして怯える私に小悪魔は「ごめんなさいねぇ」と言いながら、黒魔術でもかかってるかのような重たい鉄板入りの鎧を着せます。 「この鎧で獲物が逃げないようにおさえてるんだわっ!誰か助けて!」 私が絶望的な恐怖に怯えているところに悪魔が怪しげな鉄板を持って現れます。 「はい、ア~ンして」 なんと橋幸夫は鉄板を口に入れようとするではありませんか! 「この鉄板にはきっと毒が!もうダメだ!私は殺される!」 しかし悪魔を前にして身動きも取れず逆らう事も出来ず、 私は恐る恐る鉄板を口に挟みます。 その瞬間!!! オエッッ! やっぱり!この鉄板には毒が塗られていたのね!この気持ち悪さは尋常じゃないわっっ! 何度も「オエッッ」となって、なかなか毒を受け入れようとしない私に橋幸夫は 「ごめんね、気持ち悪いよね」 と言いながらも決して手を緩めようとはせず、むしろ必死に口に鉄板を含ませます。 私は徐々に「あぁ、もう早く解放されたい」と願うようになり、 しかし勝手に体が抵抗を続ける私に、悪魔は「早くトドメを!」と思ったのか その小部屋から猛ダッシュで出て一瞬でトドメスイッチ(撮影スイッチ)を押しました。 そして再び猛ダッシュで入室すると「獲物撃ち取ったり」と言わんばかりに 「もう終わったからね、ごめんね」 と言って悪魔は怪しい鉄板を抜き取り、大泣きの涙とさらには毒によって滲み出たヨダレをティッシュで拭き取るという証拠隠滅を図り、完全犯罪を達成するのです。あぁ恐ろしや。 ね?至れり尽くせりで「いい先生」でしょ? どうやら私は鼻呼吸が下手!なようです。 普段は鼻呼吸も平気なのに、治療の時に口を開いて鼻で呼吸ってのがどうもいけない。 なんせ緊張で全身こわばってますから(いつも歯科助手さんに「力抜いて下さいね」と言われる)、呼吸にまで意識が回らず、時々、口か鼻かどっちで呼吸してたのか忘れてふいに溺れそうになります。 さらに私は舌が弱い!みたいなんです。 レントゲン撮影の薄い鉄板、あれが少しでも舌に触れると「オエッッ」となって、ますます呼吸が出来なくてパニックになるんです。 何度かレントゲン撮影してるんですが、毎回大泣きです。 んもぅ情けないやら気持ち悪いやらで恥ずかしい限りですが我慢ならんほど嫌いです。 レントゲン撮るくらいなら校庭10周走るほうがマシです。(←意味ないけど) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月04日 16時43分10秒
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