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テーマ:今日の出来事(292646)
カテゴリ:おしごと
やっと立ち直りつつあります。
先輩の突然の死に、あの人と話しては泣き、この人と話しては泣き・・・ 木曜まではほとんど仕事にならず、金曜にはやっと打ち合わせに奈良まで行ったのですが、なくなった先輩が奈良の方だったので、 「ああ、ここまで車で迎えにきてもらったな」 とか、 「こんな話したな」 とか、 「こんな約束したな」 とか・・・・思い出すと、また、苦しくなります。 今日は、その先輩が最後まで気にしていたという、某中学校のマネー教育の授業に行ってきました。 打ち合わせの後、講師陣が集まって、黙祷の後、出陣しました。 きっと、見てくれてたと思います。 私立の中学校で、レベルも高く、7月中は学校で授業があり、なおかつ、普段は土曜日もフル授業だそうで、平日も8時限目まであるそうで、公立の倍は授業時間があるものと思われます。 そんな子供にお金のことを教えます・・・公立中学校ではいろいろな階層の子供たちがいますが、今日の学校ではお金に困っている家の子はいません。 中学校でも寮生活してる子が学年で3名、通ってくる子も三重県や大阪府から奈良まで通っている子がいるくらいです。 「お金はなくなれば好きなだけ親にもらえる」とアンケートに臆面もなく書いてくる子も多数いました。 私が教えたのはお金の使い方の3S。 「SPEND」=自分のために使うお金 「SAVE」=貯蓄するお金 「SHARE」=人や社会に対して使うお金 それぞれに、どのようなものがあり、どういった点に注意をするか。 富裕層の子供たちだけに私の中では「SHARE」の部分を重点的に話しました。 私のお小遣いで友人や両親にプレゼントするのも「SHARE」なら、新潟中越沖地震の義捐金に寄付をするのも「SHARE」。そして・・・ 「税」というものが、取られるだけでなく公共サービスとしてみんなで共有されるものだということ。中学生でも、消費税や利子源泉税、入湯税などは払っている。きちんと「SHARE」の仲間にはいっていること。 「SHARE」はお金だけでなく、お金を時間や力にかえて、古紙回収やお掃除で空き缶回収する「ボランティア」なども「SHARE」にあたるのだということ。 今日はストレートに話しましたので、「3Sでどれが一番心に響いたか」のアンケートには、ほとんどが「SHARE」を選んでいました。 聞いてないようで、聞いてるんですよね、中学生て。 今日の授業は、80点・・・及第ですねw とにかく、先輩の遺志は継いでいこうと思っていますが、毎回思い出すよな・・・ 辛いよな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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