ひつじの無駄吠え♪

現代仮名遣いに直してみましたが．．．

古きを訪ねて新しき趣向を競う
文化？聖世には発刊の書籍現１汗牛（？）も？なら？実録？？小説？？種々様々に
奇事異説日に倍し月に殖えるが中に福山奇談？これまで世人が夢にだも
いざ白川？関越えて奥はそなたの松風に便り聞きえし実録？
隠れたるを表わし（？）潜めるを揚げ善（？）を？？
悪を懲らす？？が自任の？？？？？とて？？理屈は言？？巧めるフデ？綾のけて
いと面白く綴りなしマキを開けばセンジョウバンタイ松柏たけて薪となる貞婦の
非常？艱難より忠臣ギボクが憂苦の？毒婦奸臣が跋扈暴戻一旦時を得
蔓延るもツイ？逃？ぬ天？網悪人滅びて善人栄える目出度し目出度しの
大詰めまで？演劇に？？て見るが如くに書き綴りし
福山奇談？キキ妙妙なる目先？？つ？実説物もっとも似て面白き
その趣き？？？きは文字に遊ぶ婦幼達が？？？後知るよしあらんと
？に巻中？評判を揚げて序文の嘱託を塞ぐ事シカリ

芳？舎？？？　

　　意味不明．．．読めない（苦笑）


５ページ　　
　第一篇

　今は昔、徳川将軍国命を？て？？？を宇内に輝かせし慶応の初年陸奥の国松？福山の
　城主　松前志摩守忠廣主？？お松の方、お鈴の方という二人の愛妾？？
　お松の方は１９、お鈴の方は２２
　桃と桜の色競？？？が寵を争いし？？？
　世にも稀なる美人？お松の方は家臣の娘にて身許も卑しからぬは心性もおのづと優？
　美しくかつ歌詠み？筆？とを始め香花茶の湯などあらゆる諸兄に通じ
　世？いわゆる才色両全の女？
　忠廣主の寵愛日に月に添？きて今は情けの種をも身に宿しければ
　家臣の思いよせも？？にて
　松の方の松の大木の御影に寄らめと我？？？さながら
　奥方にも異ならざる勢力あり

　鈴の方はこれに異なり卑しき商人の家に生まれ
　ただ美貌のみをもって召しい出されたる事ゆえ？自然心も？？しく
　舞三味線の遊芸こそ少し弁えたれ雅の道は何一つ覚えたる事なけれい
　忠廣主も初めのうちこそかれが色香を愛でたまいたれ果ては心に秋風を吹かせ
　初め？？？の通路も？つしか？枯野にすたく鈴虫の振り捨ての？？？
　腰元使女下婦共に至るまで次第にこれと侮りて鈴虫