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カテゴリ:不動産
築12年のとても立派な家。
7LDK、1度目の競売で入札者が出なかった。 多分、2~3ヵ月後には再度”競売”にかかることになる。 しかし、最近その家に”売家”の看板札が掛かった。 どういうことか? どうやら信頼する人からの情報では、引っ越したらしい。 その情報をくれた人が、10日間も引越しを手伝ったと言う。 あのくらい大きな家だ 10日間もかかるのも、うなづける所だ。 住民は? おばあさんは多少の痴呆ぎみとなり、子供は軽い脳梗塞を発症。 その後、リハビリの甲斐あり外見上は健常者と同じとなったが、 働ける者は誰もいなく、年金をあてにして暮らしていた。 おばあさんは施設に入所し、子供は生活保護支給世帯となり、 近隣アパートに引っ越したそうだ。 最後は国の世話になる。 そんな人達が激増している。 会社も家も家族をも失くしてしまっても、 この国では生きていける。 いっぽう、一生懸命働く。 働いたわずかのお金の中から、国保や年金、その他の保険を支払い、 その残りで生きて行く。 支払い額はかさみ、時として生活保護世帯よりも苦しくなる。 なんだか、おかしい。 真面目に生きるって、一体何なんだ?! 馬鹿真面目なだけでは、自分の日々の暮らしさえ儘ならないこの国で、 稼ぐってこと、生きるってこと、もっと真剣に考えようと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.02.15 23:46:58
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