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カテゴリ:不動産
人づてに聞いた話。
創業30年の老舗帽子屋。 創業者61歳。 息子は30代。 銀座の一等地に鎮座している。 しかし、業績悪化の一途をたどり、ついに弊店。 ビル&土地を1億円で投売りした。 今は、業務縮小し息子が後を次いでいる。 時代の流れだ。 1億円・・・安いナァ~と思った。 だが、今、入札を掛けている物件が”500戸”ほど、 購入可能かもしれない。 どちらが徳なのかは、 今の自分には解らない。 銀座の価値がわからないのであれば、 後者である事はほぼ間違いない。 派遣のリストラが沈静化し、今は社員にも及びつつある。 国の支援を利用し6割支給が大半の企業である。 そんなある家族の収入は、「手取り月収13万円(父親のみ)」 核家族で嫁は働いていない。 子供2人がいて、4人家族である。 先日まで1日500円だった食費は、現在1日300円になった。 そうで無ければ生きていけない現状だ。 子供のうち一人は”バレエ”を習っている。 なんとも、生活に似つかわしくない習い事である。 だが、理由を聞くとそうともいえない。 以前、この子は登校拒否ぎみだった。 それを唯一救ったのが”バレエ”であったのだ。 子供の元気な顔を見えられるのであれば、 これを苦労とは思わないかもしれない。 なんだか、悲しい話が多い世の中だけれど、 「悔やんでもしょうがない。 今を明るく生きようではないか!」 と言って友人は帰っていった・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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