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カテゴリ:笑いの日々
国立大学に通うS君がやって来た。
彼は”生物学”を専攻している。 いつものように生物の話に花を咲かせていた。 すると、彼はついに”師”を探し当てたと言う。 彼の”師”は広島大学研究チームの教授であった。 なんでも「すけるぴょん」を開発?した人だとか・・。 「すけるぴょん」とは、透明(実際は乳白色)で 臓器がすけてみえるカエルである。 解剖しなくても一部臓器は外から観察できる。 医療に役立ちそうだ。 交配に告ぐ交配で何度卵が孵っても、同じ”すけるぴょん”が 生まれるように遺伝子を安定させた。 こんな凄い研究発表をしているにも関わらず、 本を出版するとか、そんな前面に出るような事には一切無頓着! 今は”何とかトカゲの繁殖研究”に夢中らしい・・・。 繁殖させ生まれてもすぐ死んでしまうという種類らしい。 自然繁殖意外、繁殖例は世界でも類を見ない! ・・・という研究に全精力を注いでいるそうだ 「自分が生きているうちに、結果が出ないかも?」 と心配する教授から、彼にお誘いの声が掛かった。 彼は20歳そこそこ、十分すぎるほど若い。 教授の研究の手伝いをできる事を熱望している。 子供の頃から”爬虫類の研究者”になることを夢見ていた彼。 「ねぇ、凄いチャンスだね。夢って叶うんだね♪ いっそ教授の研究の後を継いじゃえば?」 と言う私に、 「夢ってあきらめずにいれば、必ず叶いますよ」 と励ましの答えを貰った。 戸建てを探しているが、あまりの巡り会いの運の無さに 気弱になりそうになる私へのメッセージだと思った。 ありがとうS君。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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