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カテゴリ:徒然日記
今日、”希望退職”した2人と話をした。
本人達は”希望”してはいない。 あくまでも、表向きのタイトルだ。 30代と50代の二人。 優遇措置として、”失業保険8ヶ月支給” 退職金を2倍に上乗せ。 昨年末から、このような人達がこんなド田舎の 人口1万人に満たない町に溢れている。 50代の人は、ほとんど年齢による肩叩き状態の退職。 あと数年働けたが、この先はお金の入るあてが無ければ なし崩しに支払いばかりが膨らむ。 30代の人は、当初”解雇扱い”であったが、 組合から”不当解雇”である訴えを受け撤回。 その後、”再雇用”の知らせを受けたが会社に失望し ”希望退職”となった。 又ある人は、派遣社員→契約社員に格上げとなる 月末に解雇通達。 会社の都合で解雇されたのに、 「本人都合となっていますので、 3ヶ月の猶予後に失業保険の適用です。」 と職安から説明を受けた。 なんだか可笑しな話だ。 こんな彼らの失業保険が切れ始めるのが、お盆あたり。 今年いっぱいで、ここいら近郊は、ほぼ全体が切れる。 今年末は、財布の紐はきつ~く縛られている事だろう。 だが、いいニュースもある。 派遣切りし、希望退職を募っていた会社が忙しくなってきた。 ”経験者のみ”を募集している。 30代の人にも、元会社から声が掛かった。 「1日だって、もたない・・・。」 と彼は断ったそうだが。 でも、派遣切りして、忙しいからとまた派遣を雇う?! 堂々巡りの世の中だ。 何の解決にも至っていない。 現在、正社員であっても不安を抱えている人も多数。 何より悲しいのは、そんな彼らが、 「解雇されたら、俺、もう夢もないし、あってもやれそうもない」 と、無気力な事。 がんばれ、ニッポン!! とエールを送らずにはいられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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