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カテゴリ:考える事・心理学
我が家の子供達のケンカは本当に凄い。
仲良く遊んでいるな~…と思うと、すぐにケンカになる。 つい、口をはさみたくなるけれど、がまん・がまん…。 アドラー心理学では、親が子ども達の裁判官になるのは良くない、と、考える様です。 アドラー心理学の実践を目指し始めてから、ケンカが始まると、 「ちょっとうるさいから、静かにしてくれない?」とか 「悪いけど、2階でやってくれない?」とか…そんな風にお願いするようにした。 でも、そんなお願いは全然耳に入っていないような我が子達…。 そんな時はママは2人から離れて、トイレやら2階やらへ移動…。 しかし… 「ママー! 花がね、たたいた~!」 「ママー! 月が○○とか言うーー!!」 などなど、わざわざ報告にくる娘たち…。(^^; 「痛かったね。叩かれたら痛いよね。」とか、「そんな事言われたら嫌だったよね。」とか、共感はするけれど、相手を否定しない。 そんな風に繰り返していた。 いや、そう努力していた。…実際には、私も感情的になって、自分が悪いと思う方を叱ったりしてしまった時もあった。 …それにしても、だんだんエスカレートする2人のケンカ…。 だいぶ前に、カウンセリングで、特殊診断質問(だったかな?)というのを受けた。 Q. 明日の朝になったら、あなたが今心配に思っている事が全部解消されています。 さて、あなたは何をしたいですか? (ちょっと違うかも…。うろ覚えです。^^;) A. 私は、普通に暮らしたいです。 普通に…とは? 我が家はいつも、誰かが誰かを支配しようとして怒ったり、泣いたり、誰かのせいにしたり…とにかく、平和ではなかった。 だから、とにかく、みんなが感情を使わないで、言葉でコミニュケーションを取れるようになれればそれでいい。普通に暮らしたい。 そんな様に答えた。…と思う。 この答えは、自分がとても困難に思っている事、なのだそう。 そう。私は、子ども達や私たち夫婦を見ていて、感情を使わないでコミニュケーションする。なんて、そんなの私たちには無理だよ…。(><; と、思っていた…。 でも、出来る事を少しずつ、という気持ちで、きょうだいげんかに対しては、上記のような対応を心がけていた。 今日もケンカをしていた2人。 2人とも手がでて、大泣き…。(^^; そして、いつものように、「ママー!」と、2人が私のところへやってきた。(お互いの悪いところを私に報告するため…。ーー;) 「ママの思った事を言っても良い?」 「花と月はたった2人のきょうだいでしょう? 2人がケンカばっかりしていたら、ママは悲しいよ。言いたい事があったら、言葉で伝えた方がいいと思うよ。2人ともお互いの事が大好きなんだから、きっと出来ると思うよ。」 と、自分の気持ちを伝えて、 「ねえ、花、きゅうり切ってくれない?」と、夕食作りのお手伝いのお願いをしたら… 花が、「ちょっとまって。」と、月と握手をして、 ♪ あっくしゅ~で仲直り~ ♪ って、2人が仲直りの歌を歌って(笑)、仲良く夕食作りのお手伝いをしてくれた。 あの頃は、とても困難だと思っていた事が、今はきっと大丈夫。と、思えるから不思議。 少しずつだけど、前に進んでいる、と、感じた。 いろんな事に、”ありがとう” と思った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月05日 04時11分29秒
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