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テーマ:ママの気持ち(579)
カテゴリ:子ども達と私
先日、花がお友達のSちゃんとケンカをして、泣かせてしまった。
今までの私だったら、花の話も聞かずに、Sちゃんが泣いているのだから、謝りなさい。と、花に言ったと思う。 でも、私は、花に共感してみようと思った。 ありのままの花を認めよう、と思った。 (そもそも、子ども同士のケンカは、子どもの課題だしね…。) 花は、私に事情を説明する時、自分は悪くない、という事を主張していた。 「そうか。花は自分が悪くないと思うんだね。 だって、Yちゃんのお父さんが、もう終わりって言ったからそうしたんだもんね。 Yちゃんが花の事を押したのに、Yちゃんが泣くのはおかしいって思うんだね。」 花の話を、最後まで聞いて、そう言った私に、花は言った。 「ほら。やっぱり花って、”嘘つき” だ。だって、今ウソをついたもん。」 「花はママにウソをついたの?」 「うん。だって、花がSちゃんにイジワルしたのは、Yちゃんのお父さんが終わりっていう前だもん。」 「そうかー。ウソついてたって、教えてくれてありがとう。(^^)」 「うん。だってね、やっぱりウソついたらいけないって思う。」 「花はウソはいけないって思うんだね。じゃあ、何のために花はウソをついたのかな? 本当の事を言ったら、ママに怒られるって思ったの?」 「うん…。」 「ママはさ。花を怒らないよ。花は花のままでいいんだよ。 …でもさ。花はSちゃんとずっとケンカしたままでいいの?」 「いいよ! Sちゃんなんて、泣きムシだから嫌いだもん!!」 「そっか。じゃあ、ママは何も言わないよ。ママはさ、花に楽しく過ごしてもらいたいだけなんだ。 花が毎日を楽しく過ごすために、花はどうしたらいいかな? 花に出来る事は何かな? って事を、一緒に考えたいな。って思ってるだけだよ。」 私がそう言ったら、花は嬉しそうに笑った。 それから、2日位してから、花が報告してくれた。 「花ね、Sちゃんに謝ったよ。そしたらね、Sちゃんも、”Sも謝りたいなって思ってたんだ。” って言ってくれたよ。」 子どもの問題行動は、普通でいることの勇気を失っているからだ。 と、アドラー心理学では考える様。 花を見ていると、自分がどんなに花の勇気をくじいていたかが分かる。 ごめんね。花。 今回の件で、ママは花を勇気づける事ができたかな。 花をいっぱい勇気づけられるように、これからも勉強頑張るね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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