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オーストラリア戦 まさかの1-3惨敗。
放心状態の人も多いのではないでしょうか。 後半戦。 なかなか追加点が入らない。 というか、シュートすらほとんどない。 「なんで、そこでパスなんだ! シュートだろ、シュート!!」 と叫んでしまうシーンが何度もありました。 日本は決定力に欠けるといわれます。 この試合を観ていて、それはテクニックの問題だけじゃないように思いました。 心理学のモデリングという手法を使って、 日本人選手とオーストラリア人選手の目で試合を体験してみました。 すると大きな違いに気づきました。 それは、ゴール前で何を見ているかです。 オーストラリア人選手は、ゴール前でボールとゴールを見ています。 それに対して日本人選手は、味方の位置を確認しています。 だから、日本人は、シュートチャンスでパスを出してしまうのです。 日本と欧米では子育てのやり方に大きな違いがあります。 日本式子育ては 「あれしなさい。これしなさい。あれしちゃだめ。これしちゃだめ」 と、人から指図されて動くように育てられます。 欧米式子育ては、 きちんとYes、Noが言えて、自己主張できることを重視しています。 つまり、 日本は、組織の中で調和できるように 欧米は、一人でも生きていけるように 育てられます。 自己主張の強い個人主義の欧米や南米の人たちは 「For the team」 といって、組織的なプレーを意識することで、ちょうどバランスがとれます。 だけど、自己主張ができない日本人が 同じように「For the team」とやってしまうと、 自分でシュートを決められる場面で、パスを出してしまう。 日本の決定力のなさは、テクニック以前に、こういう育てられた環境が影響していると思いました。 勝利の場面をイメージした時でも、 おそらくヨーロッパや南米の選手は ヒーローインタビューに答えている自分を想像するでしょう。 日本人選手は チームの皆で喜んでいる様子を想像すると思います。 では、どうすれば、決定力不足をすぐに解消できるか? 私が日本チームのトレーナーならば、FWの選手たちにこう言います。 シュートを決めてヒーローインタビューに答えている自分を想像するんだ! 大勢の報道陣がお前を取り囲み、フラッシュが絶えず閃く。 多くの人がお前に賞賛の声を浴びせる。 お前を英雄を見る目で見る。 シュートを決めるのは、他の誰でもない、お前だ! お前のシュートが日本を勝利に導くのだ。 お前のシュートが、日本中に歓喜をもたらすのだ。 そして、お前は、子どもたちの憧れの的になる。 お前に憧れて、多くの優秀な子たちがFWを目指す。 今まで優秀な子はMFになりたがった。 だが、お前を知ることで、子どもたちはFWを目指すようになる。 そして、いつの間にか、日本の得点力は世界トップクラスになり、 お前の子どもの代で、日本はワールドカップで優勝する。 すべては、お前のシュートから始まる! ヒーローになるのは、お前だ。 伝説をつくるのはお前だ。 日本人には、このくらい自己主張させて丁度いい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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