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3月26日に、GREE亜細亜電影倶楽部にて観賞。
ひとりでも見にいきたいなーと思っていた韓国の青春映画。 なぜ私がそんなことを思っていたかというと、偶然カミングスーンTVで 「オオカミの誘惑」の予告篇をみかけ、カン・ドンウォンのどアップに どこかひかれるものがあったからに他ならない。 新宿の映画館の観客はほとんど20代~30代前半の女性たち、といった感じ。 観ていて、「プッ」と吹き出してしまうようないきなりな展開もあった。 ドラマとしてどうか、というところから論じるとすれば、最近の韓国エンターティンメント 映画にある「恋愛と家族と死」の要素がびったり、はりついた映画だ。 韓国エンターティメント系には、ドラマツルギーなるものはあてはまらない。 情念で映画をつくっているような気がする。 しかも、本質的にかなり映画的な・映画に向いた情念で。 ありえない、ばかばかしい、わらっちゃう、、。 でもそんな映画を私もかつてはよく観ていた。 そう、80年代の日本のアイドル映画で。 主役(?)の女優イ・チョンアは、10代の頃の斉藤由貴に似ていた。 「恋愛と家族と死」の韓国映画の3点セットの彩りがなければ、 私はこの映画を韓国版「恋する女たち」のような感じで受け取っていただろう。 そしてなんかいろんな過去の青春ドラマを思い出した。まんがの「みゆき」も男女設定を逆にすれば似てると思った。 「ブリジョン」は似てないか?とも言われたけど、あんな影のある男がどこにいるっ!? それにしても、ふたりのイケメン男優は、日本の俳優やアイドルには見当たらない種類のイケメンとみた。 ここに、韓国エンターテインメント映画の、奥深さと層の厚さと魅力があるような気がする。 テソン役を演じたカン・ドンウォン。 テソンという役にはアンチヒーローの魅力がつめこまれている。 不良っぽさ・孤独・叶わない恋・病気・死の予感。 そんな期待の隠った役を、演じ切ったカン・ドンウォン。 切れ長の目がとてもきれいな俳優だ。 てっきりワイヤーアクションだと思っていたケンカシーンは、実演だったそうだ。 いい俳優に育っていくだろうし(そうあってほしい)、次回作もとても楽しみだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.03.29 00:18:51
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