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独白劇場 BRAIN DEADさん
映画本日記eigabon。… UQさん
2005.03.29
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カテゴリ:カテゴリ未分類
3月26日に、GREE亜細亜電影倶楽部にて観賞。
ひとりでも見にいきたいなーと思っていた韓国の青春映画。
なぜ私がそんなことを思っていたかというと、偶然カミングスーンTVで
「オオカミの誘惑」の予告篇をみかけ、カン・ドンウォンのどアップに
どこかひかれるものがあったからに他ならない。

新宿の映画館の観客はほとんど20代~30代前半の女性たち、といった感じ。

観ていて、「プッ」と吹き出してしまうようないきなりな展開もあった。
ドラマとしてどうか、というところから論じるとすれば、最近の韓国エンターティンメント
映画にある「恋愛と家族と死」の要素がびったり、はりついた映画だ。

韓国エンターティメント系には、ドラマツルギーなるものはあてはまらない。
情念で映画をつくっているような気がする。
しかも、本質的にかなり映画的な・映画に向いた情念で。

ありえない、ばかばかしい、わらっちゃう、、。
でもそんな映画を私もかつてはよく観ていた。
そう、80年代の日本のアイドル映画で。

主役(?)の女優イ・チョンアは、10代の頃の斉藤由貴に似ていた。
「恋愛と家族と死」の韓国映画の3点セットの彩りがなければ、
私はこの映画を韓国版「恋する女たち」のような感じで受け取っていただろう。
そしてなんかいろんな過去の青春ドラマを思い出した。まんがの「みゆき」も男女設定を逆にすれば似てると思った。
「ブリジョン」は似てないか?とも言われたけど、あんな影のある男がどこにいるっ!?

それにしても、ふたりのイケメン男優は、日本の俳優やアイドルには見当たらない種類のイケメンとみた。
ここに、韓国エンターテインメント映画の、奥深さと層の厚さと魅力があるような気がする。

テソン役を演じたカン・ドンウォン。
テソンという役にはアンチヒーローの魅力がつめこまれている。
不良っぽさ・孤独・叶わない恋・病気・死の予感。
そんな期待の隠った役を、演じ切ったカン・ドンウォン。
切れ長の目がとてもきれいな俳優だ。
てっきりワイヤーアクションだと思っていたケンカシーンは、実演だったそうだ。
いい俳優に育っていくだろうし(そうあってほしい)、次回作もとても楽しみだ。





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Last updated  2005.03.29 00:18:51


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