|
カテゴリ:パソコンやケータイや…
今夜はちょっとナマの意見を、映画宣伝Webサイトにかかわる方たちに
1映画ファンでありかつ1現場制作者として、ストレートに投げかけてみたい。 私は「自分が見るのに便利だから」という理由で、自分の興味がある映画宣伝サイトのURLを集めて、ごく少量のLINK LISTとして、blogで公開している。 そのLISTに、映画のサイトのトップページをリンクする際に、決まっていらいらしていることがある。そこに「最新のフラッシュ」を入れてください、という注意がやたらに出てくるからだ。 私は、映画宣伝サイトに「最新のFLASH」なんて、まったく必要ないと思う。 予告編をみる際にQUICKTIMEとかそのへんのソフトが必要、というのは「まあみたい人、興味がある人が見ればいい」から別にいい。それにいきなりトップページが予告編、という奇抜なサイトはほとんどない。 宣伝、という本来たくさんの人を受け入れて呼び込むべき場所で「最新のFLASH」をいれないと最初から中身が見れない情けないホームページが、映画の宣伝サイトにかぎって多すぎないか。 もっと言うと「最新のFLASH」を使おうが使うまいが、大差ないホームページが多すぎないか。 「最新のFLASH」を使うことで伝えられる情報が多くなるかというと、 そうではなく、その映画のイメージをより伝えやすくするだけだと思う。 それはたんに「演出」なのだ。 その「演出」がなければ、その映画が伝わらないか、ということになると そういう映画はごく一部の複雑な映画だと思う。 あらすじ、製作経緯、スタッフ、俳優を並べることで見当がつくのではないだろうか。 ホームページをみて映画に行きたくなった、という人たちもいると思う。 しかし、それがほんとうに「最新のFLASH」の効果によるものかは疑わしい。 「最新のFLASHをダウンロードしてください」というロゴに嫌気がさして ホームページの中を見ずに引き返す人たちの足跡は「来た」ということだけで空しくカウントされるだけ。その声はどこにも届いてないのではと憂い、いま 1映画ファンとして声を大にしていいたい。 「トップページから<最新のFLASHを要求すること> は本来の映画宣伝の目的を果たしてないアプローチなのでは!!!」 この日々増えていく「映画サイトには動画(最新FLASHを!)」の流れ。そして それに伴う勘違いのWEBプロモーションに対して、1制作業界人として叫びたい。 「そんな構成たてるのは●●●メディア社のまわし者だから!? つうか、FLASHやると制作費が高く見積もれるから? 」 正直、私の声は「映画宣伝WEBサイトに関わる方たち」になんか全然届かないと思う。でもね、LINKLISTをつくりはじめて実感した「映画宣伝と最新のFLASHの関係」について、どうしてもひとこといわずにはおれなかったり。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.04.05 01:50:46
[パソコンやケータイや…] カテゴリの最新記事
|
|