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shibaの編集剣士ッ!

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独白劇場 BRAIN DEADさん
映画本日記eigabon。… UQさん
2005.09.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日は曇り空、さきほど激しいにわか雨がありました。
スタンリー・キューブリック監督の
「シャイニング」シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン(期間限定)【HNP-17369】=>シャイニング 特...を斜め鑑賞しつつ、
キーボードをたたいております。

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昨日は亜細亜電影倶楽部のオフ会で有楽町に集合。

今日は夕食までご一緒できないのが、お茶の時間を
モデレータ・kassyさんたちと過ごすことができた。

有楽町は人でごったがえしていたが、映画館
シネカノンは、わりと空いていた。
kassyさんたちの素早いチケット購入・早めの整理券の
おかげで、今回も横一列、しかも真ん中のシートを取る
ことができた。

<この絶好の席が、映画終了後の運命の?再会・・
とつながっていくのである。・・・それはまた次の日記にて>


さて、春頃予告編を見かけて以来、とても気になって
楽しみにしていた韓国映画の「南極日誌」。

主演は、「シュリ」シュリ(期間限定) ※再プレス ◆20%OFF!
「殺人の追憶」殺人の追憶
「大統領の理髪師」大統領の理髪師 ◆20%OFF!
などなどで朴訥な人柄がしのばれる演技派、ソン・ガンホ

そして「オールド・ボーイ」オールド・ボーイ プレミアム・エディション <2005/4/2>
ですばらしいヨガのポーズを披露していたユ・ジテ
(関心するとこが違うだろって感じ?)。

なにをそんなに期待していたか、っていうと、南極という舞台で
彼らがどんなドラマ的格闘を見せてくるのか、ってところだった。

ある意味、この映画にはドラマ的格闘の後があるにはあった。
それは、ソン・ガンホの鬼気迫る表情からよく伝わってきた。
本物の南極でなかったもののニュージーランドの
極寒・長期ロケで、表情をつくったり目で訴える演技を
するのは大変だったと思う。ほんとご苦労様。


いい俳優、本物志向の海外ロケ撮影(しかも長期)、
制作費は約八億円だという。
それなのに、できあがった作品のなにが響かなかったかというと、
これは一観客の個人的感想にすぎないが
要は舞台も芝居もいいのに、極めつけの演出力が
欠けていたことだろうか。

まず視点。探検隊チームの紹介は丁寧でよい。しかし、探検隊の衣装が
みんな同じで、歩き始めると誰が誰だかわからない。
それにそもそも誰の目線で話が進んでいるかが不明瞭だ。
隊長なのか、隊員なのか。
おそらく隊員だったのだろうが、隊長の存在感に隊員一同
束になっても勝てないのである。

また、構成にも不明瞭なところがあった。
奇妙な古い日誌を掘り当てるところがあるが、この日誌が
探検隊を過去の悲惨な失敗へと導いていく・・・というあたりを
丁寧に描き切れていない、おおざっぱすぎる。
古い日誌が英語で書かれていて、探検隊が中身を読むことが
できない、という設定自体も失敗ではないか。
なぜイギリスの探検隊の日誌でなければいけなかったかも
よくわからない。

宣伝に「シャイニング」がどうこう、という惹き句があった。
それは奇しくもこの作品の演出力のなさを露呈させる
宣伝コピーではなかったか。

冒頭の地空を縫うカメラワーク・・・ここから
「シャイニング」にすでに似ている。
いやがおうにも期待がつのる冒頭である。

しかし「シャイニング」では、ある異常な状態におかれた
家族が、次から次へと現れるおぞましい幻影や展開に翻弄され
そこから脱出するか(とどまるか)、というテーマを、
心理面でも、スプラッタじみたホラーとしても、音楽や
印象的なカットできっちり計算しつくて演出された作品だった。

この2作の大きな違い、それは「南極日誌」が極寒自然ロケということ。
南極日誌はある種のリアリズムにこだわりすぎて、虚構性としては
足元を救われてしまったのではないか。
同じテーマを扱い自然を背景にするはずが、どっこい
人間の演出力が叶わず、分が悪かったように思える。
しかし、これは本当に「不可能への挑戦」的テーマなので、
別に、この演出チームに自然にうち勝っていただく必要はないのだ。
少なくとも、
南極を描きたかったのか、人間の極限状態を描きたかったのか、
狂気を描きたかったのか。
はて、8億円を投じて、お金を払って見に来た観客をホワイトアウトの
ような気分にさせていいものなのか。
そんなことをつい思ってしまった。

■南極日誌サイト↓
http://www.nankyoku-movie.com/

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さて、今日はいつにもまして、亜細亜電影モデレータのkassyさんに
感謝した。チケットを確保していただいたり、お店を選んでいただいたり
いつも本当にありがとう。

もうすぐ亜細亜電影の集いも一年になるけれど、当日うまく
人数がそろわなかったり、連絡が行き違ったり、映画が始まるまで
はらはらしたりもあったり。
それでもいつも楽しく仕切ってくれているkassyさんのおかげで
最近はのんびり鑑賞に甘えている自分を「あんた、何様?」
とちょっと反省してます…。。





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Last updated  2005.09.04 16:07:47


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