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独白劇場 BRAIN DEADさん
映画本日記eigabon。… UQさん
2005.09.08
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カテゴリ:読書とアート
林芙美子・作「浮雲」浮雲改版を、このところ、時間があれば読んでいる。

もう何度も読んでいるのだけれど、

ラストまで一気に読み上げてしまうのが惜しくて、ちょっとちょっと。

ページをめくるたびに、異界に誘われるような不思議なのめりこみ方をしている。

登場人物のゆき子、富岡・・・二人の気持ち、そのすれ違い、すごくよく分かる。

この不思議なはまり具合は、なぜなのだろう。

ひとつには、登場人物の「気持ち」を一瞬の表情や動作を書くことで、読者に読ませ、察しさせ、つかませてしまうような「分かる表現」が多いからなのか。
今のところ、そのくらいしか浮かばないが、なにしろとても映像的な(目に浮かぶような)小説なのだ。
成瀬巳喜男監督の映画「浮雲」は、なぜか縁がなく見逃してきてしまった。
今度こそぜひ観てみたい。

というわけで、

■関連作品・・・浮雲

浮雲













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Last updated  2005.09.10 05:09:39
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