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独白劇場 BRAIN DEADさん
映画本日記eigabon。… UQさん
2006.01.02
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カテゴリ:季節の行事
■外は一面の雪景色。

明るい太陽の光がまぶしい。

窓の外には遠く、「初すべり」のスキーヤーが、みえる。
別の窓からは「初売り」の買い物客が押し寄せている
ショッピングセンターが見える。

なんてにぎやかなんだろう。

私は、といえば雪の上での歩行が苦手なので、
外には出ない。
3が日は仕事を休み、本を読んだり
音楽を聴いたり、猫とじゃれたりして
すごそうとしている。

母がつくった新鮮な材料のおせちやお正月の料理を
つまみ、 栄養が全部頭にいってくれればいいのになあ、
と申し訳程度にストレッチ体操をする。

かつてないほど穏やかな一日の始まりだ・・。

■朝から、小説を三冊、ビジネス書を一冊、映画解説の本を
一冊読んだ。
冊子をつくる仕事から離れて2か月。そのせいか、
ここのところ落ちていたようだった読書スピード。
たった一日で戻ってきた。嬉しかった。
まだにぶってはいない。

■午後は、テレビで舞台の「放浪記」を母と鑑賞。

思い出や林芙美子ファンの私による原作解説や、
なんやかんやがごっちゃになって、後半はふたり涙ぐみながら見る。

わが母は、戦後の貧しさを語ることについてはエキスパート。
幼い頃に感じたそのイタさが、大きくなってある程度成功としてもどこかに残り、今もちくりとイタくなり、思い返すと「貧しかったね」と
泣けてくる様子。

徹底的に貧しく苦労したという記憶は生涯、
消えないものなのだろうか・・?


■テレビ舞台鑑賞のあと、泣きつかれて?昼ねしていると、
親戚からの新年の挨拶が電話であった。

それ自体は大切なことなのだ。
にぎにぎしくあいさつする。

遠く離れた親子はのんびりしているが、ふるさとではいろんなことが起きていた。生死ふくめたニュースがどん、と。

<<<イメージ:静かな水面にたくさんの波紋が浮かんだ。>>>

新年はやはりいつもの休日とはかなり違う・・、
どんなに気をつけていても、避けていても(避けるからか)、
いろんな方面からやってくる情報で
家族をめぐるさまざまなことをあらためて考えさせられる。

ぐったりする。けど、仕方ない。
それが私の生れ落ちた環境なんだもん、とあきらめる。
その繰り返し。だから、お正月があけて、
努力して自分で望んで与えられた人間関係に戻るとほっとする。

休日はもう少しで終る。
明日もたくさん本を読もう。
そして一年の計をたてよう。





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Last updated  2006.01.02 22:31:20
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