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カテゴリ:季節の行事
■外は一面の雪景色。
明るい太陽の光がまぶしい。 窓の外には遠く、「初すべり」のスキーヤーが、みえる。 別の窓からは「初売り」の買い物客が押し寄せている ショッピングセンターが見える。 なんてにぎやかなんだろう。 私は、といえば雪の上での歩行が苦手なので、 外には出ない。 3が日は仕事を休み、本を読んだり 音楽を聴いたり、猫とじゃれたりして すごそうとしている。 母がつくった新鮮な材料のおせちやお正月の料理を つまみ、 栄養が全部頭にいってくれればいいのになあ、 と申し訳程度にストレッチ体操をする。 かつてないほど穏やかな一日の始まりだ・・。 ■朝から、小説を三冊、ビジネス書を一冊、映画解説の本を 一冊読んだ。 冊子をつくる仕事から離れて2か月。そのせいか、 ここのところ落ちていたようだった読書スピード。 たった一日で戻ってきた。嬉しかった。 まだにぶってはいない。 ■午後は、テレビで舞台の「放浪記」を母と鑑賞。 思い出や林芙美子ファンの私による原作解説や、 なんやかんやがごっちゃになって、後半はふたり涙ぐみながら見る。 わが母は、戦後の貧しさを語ることについてはエキスパート。 幼い頃に感じたそのイタさが、大きくなってある程度成功としてもどこかに残り、今もちくりとイタくなり、思い返すと「貧しかったね」と 泣けてくる様子。 徹底的に貧しく苦労したという記憶は生涯、 消えないものなのだろうか・・? ■テレビ舞台鑑賞のあと、泣きつかれて?昼ねしていると、 親戚からの新年の挨拶が電話であった。 それ自体は大切なことなのだ。 にぎにぎしくあいさつする。 遠く離れた親子はのんびりしているが、ふるさとではいろんなことが起きていた。生死ふくめたニュースがどん、と。 <<<イメージ:静かな水面にたくさんの波紋が浮かんだ。>>> 新年はやはりいつもの休日とはかなり違う・・、 どんなに気をつけていても、避けていても(避けるからか)、 いろんな方面からやってくる情報で 家族をめぐるさまざまなことをあらためて考えさせられる。 ぐったりする。けど、仕方ない。 それが私の生れ落ちた環境なんだもん、とあきらめる。 その繰り返し。だから、お正月があけて、 努力して自分で望んで与えられた人間関係に戻るとほっとする。 休日はもう少しで終る。 明日もたくさん本を読もう。 そして一年の計をたてよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.02 22:31:20
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