プオタＷＷＥファンの駄文

ロ「グイン・サーガの話をここでするのは初めてだね姉さん！

意外だよね・・・ずっと読み続けてるから、もうとっくに話題に
出ててもおかしくなかったんだけどねえ」

ジョ「まあ、私がさぼってたってコト（笑



タイスの魔剣士


さあ、じゃあ最新刊、１１１巻『タイスの魔剣士』
の感想いっちゃおうか！！」

ロ「・・・姉さん、グイン・サーガについての説明とかいいの？

もう１００巻を超えてる栗本薫さんのお化けファンタジー小説だとか、

最近は海外版も刊行されてるよとか・・・。」

ジョ「その説明でもう充分じゃん！いいよ、知らない人は興味ないだろうし、
知ってる人には説明する必要ないしさあ・・・。

あ、じゃあ主人公のグインぐらいは紹介しとく？





・・・豹の頭をした、常人とはかけ離れた様々な能力を持つ主人公グインが、
様々な人達とめぐり合い、様々な運命と戦っていく物語です。おわり。」


ロ「簡単にまとめたなあ！！栗本さんもビックリだ！！」


ジョ「間違ってないじゃん？いいよ前置きはこのくらいで。

とにかく今回の１１１巻はどうよ？私は純粋に楽しかったなあ」

ロ「うん、ボクもすっごい面白かったよ！まさしく『ジャンプ』っぽかったね
あのヒキは・・・く～っ、続きが気になる～(((（ ;ﾟДﾟ)))

最後まで少年漫画っぽいよ・・・結構グイン、翻弄されてたしね。
しかし栗本さん、ああいう美形キャラ好きだなあ（笑」

ジョ「私も大好き　だってさ、書く方も読む方も、
アリストートスみたいなブサイクなキャラより美形の方が楽しいに
決まってんじゃん？ま、全部それだとお話にならないけどさ・・・。」

ロ「あ・・・わかった。栗本さんやっぱお気に入りのナリスさまが
いなくなっちゃったんで、無意識にその穴をうめようとしてるのかもね。」

ジョ「いや、意識的、かもよ（爆

でも私はとにかく妖しい美形、大歓迎　ワクワクするよ

まあ今回はストーリー的には全編格闘試合ばっかだから、男子には
ウケがよさそうね。女の私でも充分楽しめたし」

ロ「姉さんは特にプロレスとか空手とか好きだからね・・・あ、そうそう、
グインがプロレスやったら・・・なんて妄想したことない？あの、
ドードーとかと戦ってるシーンなんかで。

プロレスっぽく戦ってくれないかな～、なんて・・・。

ベンワーさんみたいなクロス・フェイスとか、カートみたいな
見事なベリー・トゥ・ベリーとか、豪快なジャック・ハマーとか、
あ、Ｆ５とかもグインがやったらスッゴイ迫力だろうなあ・・・！」

ジョ「パワーボムとかツームストンとかもすごそう・・・
つーかそれ考えだしたらキリないからやめとかない？話微妙に脱線してるし。」

ロ「・・・そだね。ああ、でも、どんどん浮かんできちゃって困るなあ・・・
マジ見てみたいなあ、グインのプロレス・・・」

ジョ「じゃあチミはそこで妄想してたまえ。私は、さっき他の人達が今回の
グインについてどう感じてるか色々調べてみたのでそれについての感想も
言っておくよ。

みんな、話がちっとも進まない！！と文句を言っていた。これは、今回の
巻だけに限ったことではなくて、栗本さんの悪いクセだという感じで
書いてる人が多かった。

ちなみに私は、グインの感想で、そんな風に思ったコトは一度もない。
常に、栗本さんの作家としての力量や才能や努力なんかに
尊敬の念を抱きながら毎回夢中になって読ませて頂いてる。

どうしてみんな、そんなにストーリーばっかり追うのだろう？
小説って、ストーリーだけじゃないよね。

栗本さんの脳内世界（？）を楽しまないのだろう？
あの世界のいろいろを味わわないのだろう？
完璧な人間なんていないのだから、欠点をあげつらうのではなく、
栗本さんの素晴らしい部分を思い切り楽しめばいいのに。

それでもどうしても作者や、その作品を好きになれないなら、
読むのをやめればいいだけの事。

それを毎回文句を言いながら読み続けてる人が結構多い。
要は先の展開だけが気になるって事か。でもそれって結構
作者に対して失礼なカンジ。

そう、そういう人達の感想を読んでもうひとつ気づいたのが、
『作者に対して敬意が感じられない』ってコト。

そういうのって若い人達かな？ほとんど。私も昔は人に敬意なんて
全くはらってなかったもんなあ。わかる気もする。

でも、今は・・・。本１冊書くのにどれだけ大変か、よくわかるから
簡単に人の作品けなせないっす。

読む方は３０分とか１時間とかでテキトーに読めるけど。
書く人の労力たるやそりゃあアンタ誰にでも出来ることじゃないよ。
文句いうならテメー、書いてみろ！って言いたくなると思うよ。」




ロ「姉さーん、ねえ、グインがさ、意味ないスピンルーニーとか
ピープルズ・エルボーとかやったらちょっとウケない？ねえ？」









ジョ「まだ考えてたんかい！！！！」