戸部民夫『「日本の神様」がよくわかる本』
一目ぼれ!なタイトルでした。しかも帯には、「読んで、すぐ役立つ! 通勤講座」の文字が。雑誌を買ったことしかないキヨスクで、生まれて初めて買った記念すべき1冊となりました。(おそらく。)最近神社が気になるお年頃(意味不明)なので、もうちょっと勉強しよう、と思ったのです。たまたま会社で話題に出したら、「ああ、そういうの僕も買いました」と言われて、そっか、みんな意外と興味があるのね、と思ったりして。海外に行く時、旅行の本なんかに「宗教の話はタブー」とか書かれていたりしますが、私は逆にいつも質問され続けていた気がします。そのつど、日本人の宗教観について、説明するのが難しいこと!…知識のなさを痛感しました。語学力以上に。高校こそ仏教系(なりゆきで)の学校でしたが、ごくごく普通の日本人家庭に育った私にとっては、生活習慣の中に存在していても、それほど意識する機会はありませんでした。それにしても、こうして読んでみると、本当にいっぱい神様がいらっしゃるんだなあと…改めて驚きです。実家の周りの神社の系列(?)などもわかって面白かったです。