iPod miniの内蔵電池交換
何を今更というようなトピックではありますが、なるべく傷を付けない分解手順など、自分なりに工夫した手順や工具を紹介致します。今回は内蔵バッテリーを交換しました。iPod miniは、電池とハードディスクの交換が出来れば、まだまだ現役で活躍出来ます。なお私のハードディスク:Micro Diskは予め32GB/CFへ交換済みです。まずは用意したもの一式です。分解にはカミソリや軸用スナッププライヤーがあると、傷を付けずに分解組み立て出来ますよ。【2万円以上送料無料】[クニペックス/KNIPEX] 軸用スナップリングプライヤー:A01 4621-A01 / 4...価格:2,835円(税込、送料別)まずは本体上下のプラスチックカバーを、カミソリを使って外します。こんな要領です。無事に上カバーが外れたら、小さな+ドライバーでネジ2本を外します。今度は下側カバーを外します。カバーが外れたら、軸用プライヤーで抑え金具を外します。抑え金具を外すとコネクターが一つ出てきますので、ピンセットなどで浮き上がらせて外して下さい。ここまで来たら、本体の下側からそっと基板を押し出して下さい。押し出す途中の状態はこんな感じです。そのままそっと基板を押し出して下さい。押し出した基板の全景で、上に見える四角いものは、これから交換する電池です。基板の裏側に電池を繋ぐコネクターがあるので、ここへ新しい電池を取り付けます。右上の白く見える部分が電池を繋ぐコネクターです。コネクターの左にあるチタニウムグレーの四角いものは、半導体チップに貼り付けた電磁波吸収用テープです。このテープは液晶側の基板にも2箇所貼りました。このテープ、電池交換と関係ありませんが私の好みで貼り付けたものです。【当店ポイント2倍】オヤイデ ノイズキャンセリング電磁波吸収材 テープ巻き【税込】 MWA-010...価格:4,120円(税込、送料別)電池を交換したら、基板ごと元通りにケースへ、ゆっくりと押し込んで下さい。液晶パネルに指紋を付けないように。基板を押し込む途中に、引っかかりがあるかも知れません。そんな時は、本体下のすきまからピンセットを入れて、基板を本体の裏側へ軽く押しつけるとうまく入ります。くれぐれも慎重に作業して下さい。慌てる必要はないですから。基板が元通り収まったら、分解とは逆の手順で外した部品を組み付ければ完成です。内蔵のハードディスク(Micro Drive)をコンパクトフラッシュへ交換したときは、iTunesからiPod復元すればOKの筈です。なおCF型のSDカード用アダプターは物理的に接続出来ますが、動作させる事は出来ませんでした。