変わり種ラジオ:Panasonic DR-28/RF-2800Bゲットしました
セカイモン経由で標題のラジオをゲットしてしまいました。普通のDR-28だったらスルーしていたと思うんですが、珍しい周波数構成なんですよね。普通のDR-28はFM, LW, MW, SW1〜3の構成です。これに対し本機はFM, MW, SW1〜4になっていて、長波帯なし、SW:1.6〜30MHzをカバーしています。でも調べたらRadiomuseumには前者が、Universal-radio.comには本機が紹介されていました。それでは梱包から紹介します。そこそこ大きなラジオですので、しっかりと梱包されてきました。中はエアーキャップと紙で綺麗に梱包されていました。まず確認のため中身を取り出し、外観確認後は清掃のためつまみやノブの類を外します。一部を拡大すると、バンド切り替えの接点数が増えている事が判ります。続いていつものようにスピーカーユニットを確認したら、やっぱり脱色気味でコーン紙にも埃が付いていたので、シンコー電機から買い置きしてあったスピーカーと交換する事にしました。左側が本機のスピーカー、右が交換用のスピーカーです。スピーカーを外した状態で内部を見ると、こんな感じになっています。電源回路の部品数が多いですが、欧州向けの電源電圧切り替えスイッチが付いているためです。オリジナルの電源基板です。16V1000μFだと個人的には容量が少ないように思います。整流用のケミコンを16V10000μF、整流用ダイオード×4本をショットキーバリアー型へ交換しました。コンデンサの容量を増やしたので耐圧は25Vが良いかな〜と思いましたが、手持ちに大容量品が無くまずはこれで様子を見る事に。後はメイン基板の他のケミコンや抵抗器、セラミックフィルター(455KHz&10.7MHz)等を交換しました。まだFM受信周波数の調整までは手が届いていません。バンド切り替えスイッチが接触不良気味でしたので、スイッチを分解せずに隙間からケイグ赤をじゅわじゅわと吹きかけました(^^ゞRF-2900と違って高周波部分にシールド板が付いていませんね。残りの調整は日曜日に回します。