綺麗になったICF-7500の中味
2台目のICF-7500でだいぶ引っ張っていますが、今回で最後です。一つ前のトピックでは外観しか紹介しませんでしたから、今回は中味を紹介します(^^)まずこの機種は1FET、11Tr、2ICと言うかなり贅沢な構成です。今回の修復ではFET1個、Tr10個を交換しました。改めて修復の過程を辿ると、Tr6個と多分FET1個が交換必須だったと思います。下の画像にある赤色矢印の部品は、オリジナルのままで残したただ一つのTrです。ピンクの矢印はゲイン不足を補うために交換した2SC2240-BLで、いずれも低周波回路の部品です。つづいてスピーカー交換し、その他細々やった上でようやく修復出来たアンプ+スピーカーユニットです。その他細々とは何かというと、ラジオ本体部との接点が6箇所あるのですが、その配線が全く違っていました。スピーカーを新品と交換したのにカスッとも鳴らないので、もう1台の良品と較べてようやく配線違いが判明しました。そして綺麗になったスピーカー、やっぱり気持ちが良い(^-^)最後に紹介するのはロッドアンテナの根元にある延長コイルです。オリジナルは細い線を使ってフニャフニャでしたが、0.8φのエナメル線をドライバーへ巻き付けて成形しました。1台目も同じようになっています。屋外へ出てFMを受信確認したところ各局を(76.1, 76.5, 77.1, 79.5, 80.0, 81.3, 81.9, 82.5)受信出来ました。