パーツを仕入れた後RF-082整備→終了しました
電気工作の必需品:ハンダがほぼ無くなってしまったので、石川町へ行って幾つかのパーツ類といっしょに買って来ました。0.6φと1φを買おうと思っていたんですが、0.6φは500g巻の大きなやつしか無く(これは多すぎ)、間をとって0.8φ150g巻を一つ買ってきました。帰宅後に一息ついてからRF-082:2台目の整備を始めました。まあいつも通りケミコン全数と抵抗器の一部を交換。FM受信回路も局発コイルと同調コイルを巻き直し、76〜90MHzの国内バンドを感度良く受信出来るようになりました。コンデンサは一般用とオーディオ用を適宜使い分け、また表面実装タンタルコンデンサは使わず手持ちのディップタンタルコンデンサを使って見ました。今回は2台目でラジオ部の調整がスッキリ終わったので、パターンと部品の流れを辿ってAFアンプ部の構成を探ってみたら、チップトランジスタを出力に使ったトランスレス回路でしたね。出力トランジスタ2つとボリュームの出力から辿って初段のAFアンプトランジスタが判ったので、これを2SC3324-GRへ交換、周辺の抵抗器3つを金皮抵抗と交換しました。もう1,2個のチップセラミックコンデンサを取り替えたいのですが、容量を確認しづらいので今日はここで打ち止めです。ここを変えただけでもちっちゃなラジオから出てくる音としては、瞠目するほどの変化があります。これには自分でもビックリしました。本機は電池の液漏れが原因で配線のビニール線が2本ダメになっていたので、手持ちと交換し安心して使える状態になりました。電池室のマイナス側電極は全部交換し、プラス側電極は外して拭き直し、磨き直しました。これでスッキリですね。いまはクロックの精度確認中です。上の画像はクロック用単4電池の電極、下の画像はラジオ用単3電池の電極です。最初の状態と較べると、相当スッキリしたと思います。最後は室内でインターFM:76.5MHzを聞いているところで、ガンガン入感しています。