私がパソコン部屋にいる間はなるべく聴き続けていた標題のラジオ、今日数時間聴いてから(室温が18度に満たないので、そんなに温まった感じではないです
)検波回路 → IFTの順で調整したら、聴き続けても違和感のない音になったようです。
調整した手順は以下の通りですけど、きちんとした機材を持っている人から見たら笑われそうな方法ですので、参考程度にとどめてください。私はSSG:標準信号発生器は持ってますけど、オシロスコープは持っていないです。
- 予めSSGでFM-IFTを調整しておく(ことが望ましいです)
- あまり強くない局を選んで同調しておく
- 検波段にある2つ目のトランス(検波用ダイオードに近い方)のコアを慎重に回して、再生音の大きいかつ歪みがなくてノイズの少ない点へ、調整する
- コアの調整は、セラミックやプラスチック製のコアドライバーを使ってください。普通の金属製ドライバーを使うと、間違いなくコアが割れますよ
- 3の調整が終わったら1つ前の(隣にある)トランスのコアを慎重に回して、歪みのない再生音が大きい箇所へ調整する
- どちらかに回しすぎると再生音が歪み、反対側に回すと再生音が小さくなるはずです
私は最後に、ラジオのSメーターを見ながらFM-IFT3個のコアを微調整しました。人間の聴覚って歪みには敏感だと思いますけど、以上の調整でやっと違和感がなくなりました