日本時間の2024年7月12日に
MacRumorsに出た、ティム・ハードウィックさんの記事を抜粋しました。
※画像はMacRumorsから引用しました。
- EU:欧州連合は、モバイル決済システムを開放して競合他社にiPhoneのNFCテクノロジーへのアクセスを許可するというAppleからの約束を受け入れ、EU規制当局によるこの技術に関する長期にわたる調査に終止符を打った
- EUのプレスリリースによると、Appleは支払いシステムを他のプロバイダーに10年間無料で開放することに合意した
- Appleは、ユーザーが独自のAppleウォレットではなく、サードパーティのウォレットアプリをデフォルトとして設定できるようにする
- また、ウォレットアプリを起動するためのダブルクリック、Face ID、Touch ID、認証用のパスコードなど、ライバルが主要なiOS機能に完全にアクセスできるようにする
- AppleはサードパーティのモバイルウォレットにNFC機能へ、無料でアクセスを許可することを約束した
- AppleはiPhoneで利用可能な重要な機能へのアクセスを可能にすることを約束した:これにはダブルクリックとFace IDが含まれ、iPhoneユーザーは、iPhoneのサイドボタンをダブルクリックして、好みの支払いアプリケーションを起動できる(競合するウォレットは、Face ID、Touch ID、パスコードを使用してユーザーの身元を確認することもできる)
- Appleはユーザーが選択したウォレットをiPhoneの標準オプションにすることも可能にし、これは、デフォルトオプションの設定とも呼ばれる
- これらのコミットメントは、海外旅行を含め、欧州経済領域に登録されているユーザーに適用される
- 中略
- この和解は、Appleが同社の世界的な年間収益の10%に上る可能性のあるEUによる潜在的な罰金を回避することを意味する
- 2023年にアップルが報告した収益が3,830億ドルであることを考えると、罰金は約400億ドルに達する可能性がある
App Store以外から配信されるウォレットアプリを使ってNFCで不正課金があっても、もはやAppleの責任ではないということだな🤔