岩手県南乗り鉄の旅~SL銀河は全開で仙人峠を上り遠野へ。
30日のブログからのつづきです。釜石を出発したSL銀河は、最初の停車駅、陸中大橋駅へ。別名ミラージョ(鉱石)。宮沢賢治「銀河鉄道の夜」で用いられてる、エスペラント語で釜石線の駅に、愛称がつけられています。ここで、反対側から来る快速列車を待つため、しばらく停車です。沢山の人が降りてきていろいろ写真撮ってます。自分もその一人。ホームの端にある連絡用の踏切に降りて、真後ろから客車を撮影。東京とかじゃ、事件になりそうなアングルです。ローカル線ならではかな。しばらくすると、車掌からそろそろ快速列車が到着し、すぐに発車するので客車に戻りお待ちくださいとアナウンスがありました。まもなく快速列車が到着、その30秒後SL銀河発車です。さて、発車してまもなく、車掌が切符拝見に来ました。そして記念乗車証とこの日は海の日ということで、限定品のミニうちわをいただきました。釜石駅の改札で記念のしおりもらったし、今回はなにかといただけるラッキーな日だなぁ。これから釜石線最大の難所、仙人峠を上ります。豪快に汽笛を鳴らして気合い入れた感じで走り出すSL銀河。トンネル入るとまさに全開で走ります。ちなみにこの峠は、SL機関車では昔から上りきれないことで有名。でもSL銀河の客車はディーゼルエンジン付きの車両。自走できるほどのパワーがあるので、この時エンジンに火が入ります。そして峠のてっぺんまで来るとトンネル抜けて、下を望むと、さきほど走った釜石線の線路が望めます。峠を越えたSL銀河はスピード落として、次の停車駅、上有住駅へ。この駅の愛称は、カヴェルノ(洞窟)。この駅、ホームが短く、4号車は入りきれず、4号車からは乗り降りできません。ここで時間調整で少しだけ停車して発車しました。そこから山の中を走り抜けたSL銀河は線路の途中でいったん停車。機関士が降りて、機関車の点検作業をしました。無事なことを確認して、次の停車駅、遠野に向かったのでした。では、今回はこの辺で・・・。また続きます。お付き合いありがとうございます。こんなくだらないブログですが、よろしければ応援クリックをいかがでしょう。のランキングがちょっとあがりますのでよろしくお願いします。