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なんのこっちゃというタイトルですが、久々に勝庵の兜の紹介です(ライオンズネタ、カードネタではありません)。
実は2年前の2月に購入していたのですが、飾るためのケースがなくてそのまま2年間も放置していました(^_^;)。それまでの兜は東急ハンズで市販されているSサイズorMサイズのアクリルケースを使用していたのですが、今回の兜はMサイズには入りきりませんでした。オーダーメイドするという手もあったのですが、たった一つのケースをオーダーメイドするというのも気が引けてしまいまして。。。。。 今回、とある理由でケースを造りまして、2年越しに陽の目を見ることになりました。 戦国好きの人には、銀の鯰といえばすぐにわかりますよね? 「翔鶴」蒲生左近衛少将氏郷 銀漆押鯰尾形兜(1/4レプリカ) 氏郷は戦の前に怖気づく配下の兵に対し「戦場で乱戦になったら、銀色に輝く鯰尾兜の武将を探せ。そしてその男のそばを決して離れるな。さすれば必ず生き残れるだろう。」と言ったというエピソードがあります。自分のことを言っているわけですが、大将なのに常に先陣を切っていたわけですね。 それ以外の氏郷のエピソードについては、以前燕尾形兜を紹介した時に詳しく書いているので、以下それを引用。 ------------------------------------- 戦国時代にあまり詳しくない方には、馴染みの薄い武将かも知れませんが、あの織田信長に見込まれ、その娘婿になるほどの器量。そして、後の天下人秀吉にはその才を恐れられ、会津の地へと押しやられた武将です。もちろん後者については、表向きは奥州総督という立場への大栄転で、伊達や徳川の抑えとして豊臣政権の東の要でもありました。 それだけの人物がなぜメジャーじゃないのか?!それは活躍期間が短いから。文禄の役で名護屋在陣中に病死。享年39。そのあまりに早すぎる死に、氏郷の才を恐れた太閤秀吉による暗殺説まで出るほどでした。 さて、今回の氏郷所用と伝えられる兜ですが、実際に岩手県の博物館に実在します。バットマンのようなデザイン。400年以上前ですよ!!その時代にこのセンス。さすが信長が愛しただけのことはあります?!キリシタン大名でもあり、洗礼名はレオン。西洋的なセンスを持ち合わせていたということでしょうか? 氏郷は武将としての才覚だけでなく、文化人としても一流で、茶道では「利休七哲」の筆頭に挙げられ、また和歌や連歌にも通じていたらしいです。いってみれば、非の打ち所のない人物であったわけですね。 ----------------------------------------- 今回、飾るにあたって、当然、燕尾形兜と並べてみました。 ちなみに5歳の息子は燕尾形兜が一番のお気に入りです(*^_^*) 「戦国魂」さんの甲冑護符「戦国鎧袖伝」に番い鶴の家紋をつけて一緒に飾ってます。鯰尾兜にも銀色の甲冑護符をつけようか検討中です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 27, 2011 07:01:02 PM
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