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カテゴリ:藤沢周平とか時代物とか
昨日の歌舞伎講座でまわってきました。
溝口健二監督「元禄忠臣蔵」 ずっと見たかったので、これ幸い、と借りさせていただきました。 原作とは違い、内匠頭が上野介へ刃傷に及ぶ場面あり、松の廊下が全部再現して作られています。 時代考証がしっかりされているので、映画を見ているというよりは、なんだかドキュメンタリーを見ているようでした。 戦時中の映画ですので、忠君愛国思想が根底にあるようですが、そこまで偏った映画でもないように思いました。 緻密な時代考証から作られた舞台セットだったり、長回しと言われるカメラワークだったりで、「見せる」要素が強いからなんだと思います。 前進座の河原崎長十郎、立派な内蔵助でした。 あんなに隙のない内蔵助だったら「昼行燈」なんて呼ばれることはないかもしれませんね(笑) 後編のおみの役の高峰三枝子は、ほんとに可愛いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/03/26 12:27:27 AM
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