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カテゴリ:藤沢周平とか時代物とか
最近、駅の古本市で見つけたこれ↓。
テレビや舞台でも演じられているので気になってはいたのですが、やっと読む機会に恵まれました。 栄二とさぶという若い2人の表具職人と、彼らを取り巻く小さくも大きな世間。 タイトルは「さぶ」ですが、お話はあくまで栄二の視点から描かれています。 世間との葛藤・自分との葛藤に苦しむ前と後の栄二が描かれていますが、後者の場面になってから読書スピードが早い。 きっと、共感すべきものが詰まっているんだと思います。 その昔は幸四郎&吉右衛門兄弟が栄二とさぶを演じたらしいし、染五郎さんも栄二を演じてるし、歌舞伎界ともつながりが深いのですね。 山本周五郎作品は、やっぱり泣かせます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/05/30 11:03:50 PM
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