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カテゴリ:音楽
昨日は初めて「コクーン歌舞伎」を観劇してきました。
「三人吉三」を見たのも初めてで、ストーリーは予習していきました。 これから見る方もいらっしゃると思うので、ちょこっとだけ感想を。 名刀・庚申丸と100両をめぐる奇妙な人間模様で、相関図でも書いたほうが理解しやすそうですね(笑) あり得ないストーリーだけど、悲劇は何がきっかけになるか分からないという意味ではあり得るストーリー。 実際には起こりえない出来事ばかりかもしれませんが、和尚吉三(勘三郎)が十三郎(勘太郎)とおとせ(七之助)を手にかけてしまうことが、残酷という感じではなく、むしろ同情を誘うのが不思議でした。 最後の立ち回り、すごいです。美しい。 個人的には福助さんの立ち回りに釘付けでした。 ちなみに、今日の感想はカテゴリを「歌舞伎」ではなく「音楽」にしています。 なぜなら、あの舞台は「ライブ」だったから。 昔は音楽が好きで、贔屓のアーティストのライブを見に、ライブハウスなんかにもよく通ってました。 ライブって、始まる瞬間がものすごいワクワクするんですよ。 それまで明るかった会場が急に暗くなって、ギターとかベースの音がおなかから響いてきて、そして主役の登場で会場はワァァーーって。 今回のコクーン歌舞伎はまさにそんな感じ。 椎名林檎の曲の影響も大きいんだと思います。 それから平場席という会場の構成も大きいんでしょうね。 (それにしても、平場席楽しそうですねぇ。) いやー、これは誰がどうとか言うよりも、こういうものを演ってしまう勘三郎さんがスゴイです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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