きのう／きょう／あした

全248件 (248件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 >

• 久々に潤いました。（新秋九月大歌舞伎（夜の部））

  毎日の午前様が祟ってか、ここんとこ何にもやる気がしませんで。歌舞伎も見に行く気になれず、秀山祭も行く予定がなく、休みは昼寝ばっかり。だけど昨日は久々新橋演舞場へ行きました。腰は重かったのですが、2ヶ月前にチケットを取っていたので（しかも1階席2列目！）無駄にするのは惜しいと思って出かけたわけです。『加賀見山旧錦絵』は初めての演目。「通しか～長いな～」くらいのネガティブさ。本当にどうしちゃったんだろう。。。なんて思っていたら、あらま、面白いじゃない！「女の忠臣蔵」ってくらいなので、忠臣蔵好きの私にはもってこいの演目。尾上の品格、岩藤の憎々しさ、お初の利発さ、三者三様でよい役ですね。個人的には亀治郎さん（今回は敢えて「亀ちゃん」と呼びたい！）が「晴信様」以後のヒット。“亀ちゃん”のお初、なんて可愛いの！黄八丈姿で飛び込んで来ちゃった様子なんて、恥じ入ってながらも「やってやるわ！」的な挑戦的で、尾上を守ろうとする感じがとてもよかったです。その可愛らしさと、岩藤への仕返しに燃える強さのギャップがナイス。講座の先生がおっしゃっていましたが、お初のような役は、亀治郎という人そのものなんじゃないかと。頭脳明晰で気遣いができて、ほんのちょっと生意気な感じ（笑）で。確かにその通りかもしれませんね。何年か前に見た『櫓のお七』をもそんな役でした。私はこういう娘役の“亀ちゃん”が好きだなぁ。次の『かさね』は腰元役。もちろんぴったりハマってるんですが、二幕続くとちょっと感動は半減しちゃってもったいないかな？時蔵さんはさすがの品格、海老蔵さんはあの大きな目が「憎らしさ」を通り越してもう荒事の世界。これぞ市川宗家！最近の無感動生活に、ちょっとした潤いの時間でした。やっぱりここに戻ってきたか～。

  2008/09/14

  コメント(64)

• はとバスツアーで『牡丹燈籠』

  今年の誕生月のイベントは、はとバスツアー。友人たちと「日本三大怪談噺『牡丹燈籠』の世界」なるコースに参加しました。コースは　　谷中　全生庵　　　　↓　　新幡隨院 法受寺　　　　↓　　深川から屋形船に乗船　　　　↓　　お台場付近で停泊・講談と、夕方出発だけど盛りだくさん。講談師（この日は神田あおいさんさんという若い女性）の方に案内され、都内を回りました。全生庵では三遊亭円朝の幽霊画コレクションを鑑賞。幽霊画は昨年も見ているので、約１年ぶりの再会（笑）新幡隨院 法受寺は『牡丹燈籠』ゆかりのお寺。お話の中では、法「住」寺となっているのかな。屋形船は初めて乗りました。「船に酔う前に酒で酔え」とアドバイスを受けましたが（笑）、船酔いもなく、江戸前アナゴなどをいただきました。お台場は夜景スポットにも関わらず、障子を閉めて電気を消して、講談師の『牡丹燈籠』を聞くという、なんとも不思議な体験。日本人でよかったナァ～と感じたイベントでした。

  2008/08/24

  コメント(4)

• ヤンヤーヤマクビティ～

  新しい味が出ると必ず買ってしまうマクビティ。全粒粉のビスケットって好きです。新しく出た「パンプキン」ほんのりかぼちゃの甘みがうまいっす！今日も随分涼しかった（寒かった）し、秋はすぐそこですね～

  2008/08/17

  コメント(2)

• 薬は結局…

  世間はお盆。私は仕事。ま、電話も鳴らなくて、仕事がはかどるから嫌いじゃないんですけどね。先週末に行った納涼歌舞伎の第三部。なんだか感想を書くのも億劫になっております。劇団四季で『アイーダ』に馴染みがある友人と観てきましたが、野田版『愛陀姫』がどうというのではなく、本物のオペラの『アイーダ』が見てみたくなった～というのが正直な感想。10月に『トゥーランドット』を見に行くのや、モーツアルト関連の本を読んだこともあって、ほんのちょっとずつオペラにも興味を持ちつつあるからかなぁ。そして、最近、なんだか歌舞伎を楽しめなくなってるなぁ…と気付いてしまいまして。。。仕事で「やってらんない！」と思うことが増えて、気持ちに余裕がないのかもなぁ…秀山祭が発売になったのに、チケットをとる気にならず、平成中村座もどうしようかな～というくらいだし。これって重症?!と思っていましたが、10月の芸術祭大歌舞伎の『魚屋宗五郎』を知り、「おっ、菊五郎さんの宗五郎。面白そう！」と思えたから大丈夫でしょう（笑）結局は歌舞伎が薬みたいです～

  2008/08/13

  コメント(4)

• “悪習”にならないように。。。

  仕事の都合で、夏休みが取れなくなったぁ！先週末に発覚して、他にもいろいろ「やってらんない！」と思うことがあり、金曜は自分からお酒の席に参加。タクシー帰宅＆二日酔い（笑）会社の人と飲むのはそれほど好きではないし、ましてや、自分から参加を望むことは本当に稀なのですが。。。でも、何かあると「飲みに行くぞ」というおじさまたちの気持ちがよく分かった！今までは、自分ひとりになるほうを選んでいましたが、一時の「すべてを忘れ去る感」は大事なのですねぇ。今日もそんな気分になってしまい、これからももっとヤサグレそうな気配なので（笑）、気を付けなくては！

  2008/07/29

  コメント(4)

• 8月の予定と9月の予定と

  3連休も終わり。。。でも、世の学生たちは夏休み、いいですねぇ。社会人とはいえ、今年も夏休みはちゃんと取れそうな気配やっと予定をたてました。今年は遠出する元気がないので、実家（新潟）への帰省をベースに。また、今年「も」予算はかけたくないので、青春18きっぷの旅。新潟→福井→長浜（琵琶湖のほとり）を巡ろうと思っています。福井は行ったことがなかったのと、幕末のお殿様・松平慶永（春嶽）のことを知りに。島津斉彬らとともに、幕末の四賢侯の1人。坂本竜馬に5千両ものお金を貸したお殿様でもあります。『篤姫』でも、これから登場回数が増えるかしら？長浜は中継地点として。青春18きっぷだと、1日で福井～東京はキツイのです（泣）それに、琵琶湖をぼんやり眺めるのもいいかなぁと思って。（↑疲れているのかなぁ。。。）単なる中継地点としか思ってなかったんですが、本日チケットを取った「新秋九月大歌舞伎」（新橋演舞場）の『源平布引滝』は、まさにこの辺りのお話。「竹生島遊覧」なんて幕もあり、こりゃ竹生島も行くしかない！と、一気に盛り上がってしまいました～（笑）毎年こんな調子の旅ばかり。パスポートもとうの昔に期限が切れているけど、更新しなくてもよさそうだわ～

  2008/07/21

  コメント(2)

• 七月大歌舞伎（夜の部）

  熱っちい週末でしたね～土曜は歌舞伎座夜の部へ行きましたが、いつもは寒いくらいの歌舞伎座も、なんだかムンムンしてました～。今月は歌舞伎座へ行くのは夜の部のみ。（昼の部は行きたくたって、チケットないので行けないか。）『高野聖』は珍しい演目だったので、見ておきたいなーと思って。『高野聖』は舞台化するのが大変な演目だと思います。原作を読んだことはないですが、これといって大きな場面があるわけでもないし。今回の舞台、やっぱり玉三郎＆海老蔵コンビがあってのものなんでしょうね。肩を露わにして谷川につかる姿が、私なんかよりもよっぽど色っぽい玉三郎さん。あんなに色々書かれているのに（笑）、ほんとに純真な僧侶の海老蔵さん。贅沢言えば、海老蔵さんがあまりに純真すぎて、煩悩に苦しめられる感じがもうちょっと欲しかったかな、と思いました。それから尾上右近くん。木曽節の歌声が綺麗なんですよ～「うまい」というのとはちょっと違うのかもしれませんが、雰囲気がいいんです。次郎って難しい役でしょうに、すごいな～と思います。（なんでも、昭和29年の大阪歌舞伎座では、次郎役は市川雷蔵！！歌舞伎役者として最後の作品だったみたいです。なんともまあ、魅力的な舞台だわ～！）7月は開演が遅く、幕間が長く、チケットは同じ金額。。。松竹さーん、ちょっとはオマケしてくれないですかねぇ（笑）

  2008/07/13

  コメント(4)

• 庶民の手がとどく銀座の名店

  6月も終わりですね～今月は銀座で集合することが多く、味もお値段も庶民が楽しめるお店がたくさんだったので、ちょいとご紹介。有名店が多いかもしれませんね。●スペイン料理　銀座エスペロ　パエジャの本場スペインで、数々の大会で受賞したシェフの作る　パエジャが名物。　何度か食べたパエジャで、いちばん美味しかったと思います。　タラバガニのクレープ包み(国際大会２位）もおすすめ。　ＨＰはこちら●ル・ブラン銀座店　歌舞伎座へ通う途中、銀座のA6出口を出るとすぐ左手にあるお店。　銀座駅と歌舞伎座の往復のみで、1人ではなかなかこんなお店には入れません。　夜のコースをいただきましたが、銀座の真ん中で、　このお値段で食べれるなんて、とってもお得です。　お店の雰囲気も気取らなくていい感じ。　お店の情報はこちら●艸 SOU (そう)　～銀座 マロニエゲート～　京野菜をメインにした和テイストのモダンなお店。　やさしい味を食べたくなったのでチョイスしました。　「体にいいもん食べた～」って気になります。　　お店の情報はこちらまた行ってもいいと思えるお店ばっかりでした。

  2008/06/30

  コメント(6)

• 平日休みと言えば。。。

  本日は午後から休暇。平日の休みとなれば、やることは１つ！（笑）歌舞伎座の夜の部までは時間があるから、何しようかなぁ？と思って選んだのが「シネマ歌舞伎」。シネマ歌舞伎を見たことがなかったし、『ふるあめりかに袖はぬらさじ』も歌舞伎座で見れなかったので、絶好の機会でした。東劇のすっぽりシートに座って、歌舞伎を見るのはなんともいい気分！しかも予告編では、中村屋のシネマ歌舞伎『文七元結』（秋公開）、『連獅子』（来年公開）が流れ、また楽しみができました～（連獅子は映像でもやっぱり格好いい！）2時間40分の長い上映時間なので、途中10分の休憩なんかも入ります。休憩の時点で15：50。あれ、歌舞伎座の夜の部は16：30開演だよな？・・・間に合わない。。。そうなんです、終わり時間まで考えずに見に行ってしまったというオチ。『ふるあめりか～』も面白かったので、ちょっぴり悩みましたが、やはりナマがいちばん！というわけで途中棄権で歌舞伎座に向かったのでした。。。自分の無計画さが悪いんですね。（反省）歌舞伎座夜の部は、『すし屋』と『身替座禅』が楽しみでした。吉右衛門さんのいがみの権太、不思議な感じの権太でした～。「お行儀の良い権太」とでも言うのかしら？きっちりきっちり演じられていたような感じ。考えてみれば、吉右衛門さん、昼夜腹切りしてるんですね（笑）←笑っちゃいけないか。仁左衛門さんの山蔭右京、なんとも品があって色気があります。以前、知り合いからお借りしたビデオで仁左衛門さんの山蔭右京を見たときから、私にとっては一番の山蔭右京役者。今月のイヤホンガイドのパンフレットの表紙も仁左衛門さんです。（保存版だな～）でも、金曜の午後の観劇はダメですねぇ。一週間の疲れが出てきて眠くて眠くて。。。ま、会社にいるよりはナンボも幸せですけど！

  2008/06/20

  コメント(4)

• 六月大歌舞伎（昼の部）

  今月は『新薄雪物語』がやっぱりメイン。初めて観る演目。なーんにも予備知識を入れないで行ったもんだから、「首桶の中に何があるんだろう？」と初めて歌舞伎を見るような、新鮮な視点で観てきました～序幕の「新清水花見の場」は先月も見たような光景。それもそのはず、『青砥稿花紅彩画』の同じく序幕「初瀬寺花見の場」はこちらを踏襲しているんですね。睡魔に襲われながらも、個人的には左衛門（錦之助さん）のすっごい存在感にびっくりしながら観てました。「幸崎邸詮議の場」で来国行（家橘）の死骸が運ばれてきた場面も熱演です。もちろん芝翫さんと富十郎さんの人間国宝コンビもよいです。葛城民部の富十郎さんは、詮議役としてだけじゃなく、まさしく舞台全体の統括者。いつもながら、コクのある演技が楽しめます。（最近このコンビの共演が多いですね～）観終わってふと気付いたこと。これ、今月にぴったりの演目。だって、二人の父親の子供の幸せを願う気持ちが描かれているんですもん。そう、来週は父の日。高麗屋＆播磨屋ブラザーズの二人の父親は濃厚ですよ～

  2008/06/08

  コメント(4)

• 思わず見入ってしまいます

  最近とっても気になるCM＜おーいお茶＞海老蔵さんの鏡獅子、格好いいですね～ちょうどCMでも見れる、跳び上がって着地して、キッと見得を切るのは、獅子好きの私のツボ。CMはこちら＜金麦＞壇れいさん、CMでは綺麗というより可愛いですね～世のお父さんでなくても、とっても可愛いと思っちゃいます。昨年末に放送された『武士の一分』を今日やっと見て（遅っ）、なおさら気になってしまいます。CMはこちら＜日産＞男性編は豊川悦司さん、女性編は、なんと、こちらも壇れいさん。和装なのはもちろん、大人な日本の感じが印象的です。CMはこちらパソコンに向かい合ってても、15秒だけ手が止まります。追記：ニュースでは知っていたけど、初めて見れた！KIRIN

  2008/05/31

  コメント(4)

• 

  『歌舞伎ギャラリー50』

  講座にて紹介されたので、買ってしまいました。歌舞伎ギャラリー50これ、何がすごいかって、中の役者絵がほとんど「切り絵」なんです！百鬼丸という切り絵作家の方による役者絵は、立体感もあって不思議な雰囲気を醸し出しています。さらに何が面白いかって、切り絵のもとになっている役者がなんとなく分かること。吉右衛門さんの次郎左衛門（籠釣瓶）、福助さんの梅川（封印切←やってるのかしら？）、そして、弁天小僧は亀治郎さんみたいですねぇ。歌舞伎の入門書ですが、見慣れている方でもちょっと楽しめるかもしれません。

  2008/05/24

  コメント(2)

• 渋谷で目の保養

  久しぶりの渋谷。久しぶりのシアターコクーン。目的は『わが魂は輝く水なり』。蜷川さんのお芝居というよりは、萬斎＆菊之助コンビを見に行ったに等しいです、ハイ。お話は斉藤実盛親子と木曽義仲軍の物語。平家物語の語り出し「祇園精舎の鐘の声」の一文が声明のような唱えで始まります。実は、私の理想とする男性ナンバー1が野村萬斎さん！涼しげで品のある姿は本当に素敵です。（そのわりには、能へ行く頻度は低いんですけどね。。。）実盛は老武将なので白髪に白い髭。ご本人の年齢よりもかなりの老け役。でも動きの端々には、老武将らしからぬ鋭いキレ味。正直、もっとご本人の素顔が見たかった！（能を見に行かねば～。）もちろん菊之助さんも素敵です。言わずと知れた歌舞伎界のプリンス、生まれながらの王子様。存在感も、台詞も、立居振舞いも、すべてが品行方正。実盛の息子・五郎はこの世にはいない亡霊なのですが、血なまぐさい世界から離れて清い魂を持ち続ける青年として、まさに適役なんだと思います。菊之助ファンにはたまんないでしょうね～平家物語の実盛・義仲が関わる巻をちょっと予習していけばよかったかなぁ。それから『実盛物語』もね。帰りに富司純子さんを見かけました。16：30だったので、歌舞伎座ではちょうど夜の部が始まる頃。今日はダンナ様より息子のもとにいらっしゃったようです。（笑）おっと、6chのドラマ（『猟奇的な彼女』）ではこちらも歌舞伎界のプリンス・市川染五郎さんが出ていますね。自宅でも目の保養だわ～

  2008/05/18

  コメント(4)

• 顔合わせって素晴らしい！

  土曜は半分出勤、半分道楽。今月の最大のお楽しみだった團菊祭の夜の部へ。夜の部は『白浪五人男』の通し『青砥稿花紅彩画』。通しで観るのは初めてでした。稲瀬川勢揃の場はやっぱりちゃんと見たくって、奮発して2等席を確保！恥ずかしながら、途中何度か涙があふれてくる始末。。。だって、團菊が舞台で並ぶし、菊五郎さんの弁天小僧だし、勢揃いの場は格好良すぎて！私が歌舞伎を見始めてから、白浪五人男は2度ほど見ていますが、いずれも若手花形役者さんたちの、イキのいい若々しい舞台。（今年の浅草のも格好良かったんだよな～）今月の舞台は、役者としての脂がのっている五人の大顔合わせ。最近って、毎月が顔見世のような、豪華な顔ぶれでの興行。立派な役者さんたちが出ることが、至ってフツーになってしまった感があるような気がしていました。もちろん、それはそれで見ごたえがあって楽しい！でも、『白浪五人男』のような舞台で、こういう役者さんたちが勢揃いすると、「顔合わせって素晴らしい！」って改めて思えたんですよね～。左團次さんの日本駄右衛門を見慣れているせいか、團十郎さんの日本駄右衛門が新鮮だったり、昔の弁天小僧（歌舞伎名作選のDVDを持っているので）に比べると、重量感があるかな？（笑）と思ったりもしましたが、何はともあれこの顔ぶれで見れたことに感謝感謝！ギャップ好きな私にとって、神輿ヶ嶽の場で千寿姫（梅枝）に正体を現すところとか、浜松屋の場での見あらわしは、かなりトキメキました（笑）。（梅枝さんの千寿姫、これもまた良いですよ！）細かいことは抜きで、これから見る方は「團菊祭」というお祭りとして、是非楽しんでください！

  2008/05/11

  コメント(4)

• 昼夜の五月大歌舞伎

  GWの中盤は、新橋演舞場にて五月大歌舞伎の昼夜観劇。久々の昼夜観劇は、思っていたよりも疲れなかった！多分、演舞場の座席は3階席でも広々してるからなんでしょうね。こちらはなんと言っても『東海道四谷怪談』の通し上演が話題！通しはもとより、『四谷怪談』を歌舞伎で観るのも初めてだったので、仕掛けも含めて興味深々でした。まだまだ始まったばかりなので、細かいことは見ていただくとして。。。実を言うと、『東海道四谷怪談』というお話の面白さがイマイチ分からなかった私。もちろん見せ場はたくさんあるのですよ。「髪梳き」だって「戸板返し」だって「提灯抜け」だって。でも、気持ち的になんだか盛り上がりに欠けてしまって。吉右衛門さんの伊右衛門はお人柄か悪そうに見えなくて、福助さんのお岩は泣き叫んでいるけど心底「可哀そう」って思えなかったからかもしれません。初めて観たので比較対象もないし、私の知識と経験の浅さが要因でもあると思うので、どうぞ読み流してくださいませ（笑）。そんな私ですが、昼夜の観劇でいちばん印象的だったのは『一本刀土俵入』。「定評ある吉右衛門の茂兵衛」というだけに、あどけない取的の茂兵衛も10年後の茂兵衛も素敵。幕切れの名台詞「しがねぇ姿の土俵入りでござんす」は、本当に格好いいです！（「待ってましたぁ」の掛け声もかかってました～）芝雀さんのお蔦も初役とは思えないいい雰囲気。我孫子屋の2階から茂兵衛に情をかけてやる様子は、ホロリとしてしまいます。4月の『刺青奇偶』に続き、長谷川伸作品にやられました～それから『三社祭』の染＆亀舞踊は、すっごいパワフル。踊ってるご本人たちは、多分すっごいヘトヘト。でも見ていて気持ちいいので、5月の爽やかな季節にぴったりです！

  2008/05/05

  コメント(4)

• これぞOL

  あれよあれよという間にGW突入。遠出する予定はありませんが、今日は近場で友人とランチを。ちょっと贅沢にイタリアンのコースを食べ、そのあとネイルサロン。（ネイルサロンなんて、何年か前に行ったきり。。。）そのあと、夏らしいブレスレットを衝動買い。で、カフェでお茶。おおーーこれぞ正しいOLの休日の過ごし方！とは言え、明日は1日中、白塗りのおじさんたちを見てきます（笑）

  2008/05/03

  コメント(4)

• 女の道

  大河ドラマのようなタイトルですが、四月大歌舞伎について。夜の部が「男同士のドラマ」なら、昼の部は「女の道」ですねぇ。今日の舞台は、女性を中心に、女性の視点から観てしまいました。まず『本朝廿四孝』。時蔵さんの八重垣姫、健気なお姫様というよりは、小悪魔だなぁって思っちゃいました！言い寄ってみたり、恥ずかしがってみたり、勝頼（橋之助）への一途な想いは伝わってきたと思います。それにしても、こんなに自分の想いを相手にぶつけられるなんて羨ましいかも。これって、同姓から見たヒガミかなぁ。。。八重垣姫とは友達になれないなぁ。。。（笑）『熊野』はもっと大人の女性かな。サッチーホッコーさんもおっしゃってるように、私も初めは七之助さんが玉三郎さんだと思ってました。。。「熊野殿」「朝顔が」という台詞で、「あ、違う」って気付いた感じです。しっかし、「花見をするのにお前がいないとつまらない」って熊野を引き止める平宗盛（仁左衛門）、これは現代で言う「パワハラ」です！そりゃ主従の関係だから仕方ないですが、今日ばっかりは女性の視点で。花見で熊野は舞いますが、お囃子が激しくなっても舞は変わらず淡々としていて、彼女の「心ここにあらず」な気持ちがよく分かりました～。熊野なら友達になれるかも（笑）そして『刺青奇偶』。ここでの女性はお仲（玉三郎）ですね。彼女にはすっごく共感できるんです。半太郎（勘三郎）に命を助けられたという恩もありますが、「ダメンズ」にハマっちゃうんだなぁって。博打さえやめてくれれば、本当にいい人なのに、、、って。自分の命と引き換えにしてでも、博打をやめてもらいたい。男性で、しかも、還暦間近の玉三郎さんですが、母性に溢れてました。なんだかいつもと違う観劇録になってしまいましたが、心に残った一言、『刺青奇偶』の鮫の政五郎（仁左衛門）が半太郎の話を聞く前の一言。「おらぁ、男だ」歌舞伎の舞台は男も女も（実際は全員男ですが）素敵です。しびれました～

  2008/04/20

  コメント(4)

• NEO時代劇?!

  本当は予定のなかった土曜日ですが、舞台のS席タダ券をいただき、明治座へ行ってきました。何を観たかというと、色んな意味で話題になっている「ミキティ」こと藤本美貴主演の『ＨＡＫＡＮＡ（いとしの儚）』チケットを貰わなければ、行くことはなかったと思われますが（ごめんなさい！）、明治座がどんなものか見たかったのと、人形師ホリ・ヒロシさんの人形遣いが見たかったので行った次第です。ストーリーはいろんなサイトでご確認いただくとして、あの人形遣いは不思議な世界を醸し出しますねぇ。文楽とも違う「妖艶さ」とでも言うのでしょうか。でも床があって義太夫もいるので、やっぱり文楽。（今回の太夫さんは、三味線と語りとお1人でやられていました）舞台衣装もホリ・ヒロシさんで、さすが着物デザイナー。少しレトロなにおいのする配色バランスは、私好みかも。明治座は新橋演舞場の雰囲気に近いでしょうかね、ビルの中だし。演舞場よりも小じんまりしていて、舞台は見やすいです。個人的には、この舞台の敢闘賞はレイザーラモンHGこと住谷正樹。笑い担当なのは仕方ないとして、役者として頑張ってました～

  2008/04/19

  コメント(2)

• 

  TAKATANTAN!!!

  久々iTunes Storeを探検。こんなの出てたのですねー「Change」Monkey Majik + 吉田兄弟“EVERYBODY WANTS TO GET STARTED TAKATANTAN!!! SWEET SOUND OF THE SHAMISEN”なんていうラップのフレーズもあります。私も三味線弾いてみたい！歌舞伎だと三味線は「テン」とか「ツン」とか言います（口三味線？）が、「タカタンタン」っていうのが可愛いですね。（「ツクツンツン」じゃ格好いいラップにならないか。。。）視聴もできます。コチラ

  2008/04/13

  コメント(2)

• 男同士のドラマ

  本日は会社の創立記念日でお休み。去年は演劇博物館の六世歌右衛門展へ、その前は御園座へ行ったんだっけ。今年は普通に歌舞伎座夜の部へ。せっかくだから着物で！平日でも、実にたくさんのお客さんがいるんですねぇ。夜の部はやっぱり『勧進帳』でしょうか。初めて見る仁左衛門さんの弁慶、どんななのか興味津々でした。まず「スリムな弁慶だわ～」というのが第一印象。でも個人的には良かった！下手にはすらっとして美しすぎる義経（玉三郎）、上手には熱い思いが噴き出しそうな富樫（勘三郎）。その二人に囲まれて、スリムな弁慶はとっても良い存在感。現代の弁慶役者である團十郎さんや幸四郎さんなら、弁慶の扮装をしただけで「弁慶」になれるし、そこそこ歌舞伎を見ているお客さんなら、先入観もあるので「弁慶」を感じるのはそんなに難しくないかもしれません。でも歌舞伎暦の浅い私にとって、仁左衛門さんの弁慶はそういう先入観は全くなし！でも、ちゃんと弁慶。（当たり前か。。。）新鮮という意味でも、面白かったです！『将軍江戸を去る』では、観劇した4/11が本当に徳川慶喜が江戸を去った日でした。（私は劇中の台詞で知りました～）こちらは徳川慶喜（三津五郎）と山岡鉄太郎（橋之助）の熱い闘い。特に橋之助さんは、いつもながらに自然で熱い！台詞の多い真山青果作品でも、ポンポンと本心から台詞が出てくるみたい。これは橋之助さんの魅力なんだろうなぁ。そして『浮かれ心中』は大爆笑の連続！最後の「ちゅう乗り」は見ものですが、本編も見ものです！だいたい笑いをさらっちゃうのは勘三郎さんですが、三津五郎さん、時蔵さん、彌十郎さんにも注目ですよ～！栄次郎（勘三郎）と太助（三津五郎）の奇妙な友情（？）も面白いし。夜の部は「男同士のドラマ」的な演目が並びましたね。終演も21時過ぎですが、重苦しい感じはまったくなく、あっという間の夜の部でした。

  2008/04/11

  コメント(4)

• 

  小市民の贅沢です

  CMを見て食べたくなったハーゲンダッツ。クリスピーサンド　カスタードプディング美味でしたそして、季節限定のこちらもかなりお勧め。ミニカップ　ホワイトピーチ　　　　カシス＆オレンジハーゲンダッツの回し者ではございません～

  2008/04/06

  コメント(4)

• 

  寒いときには

  まさに花冷えの日曜日。今年の桜はなんだかほんの一瞬だったような気がします。余計な外出がない日は、家で読書など。『忠臣蔵－赤穂事件・史実の肉声－』野口武彦江戸城刃傷の日から少し過ぎちゃいましたけどね。この著者は大石内蔵助らの討入りは初めから計画されたものではなく、いくつかのオプション（可能性）が没になってしまった結果の討入りだった、というスタンスで書いています。以前に苦労して読んだ福本日南の「元禄快挙録」とは全く正反対のスタンス。これは私にとってはけっこう衝撃。「元禄忠臣蔵」も「仮名手本忠臣蔵」も舞台の上のお話だし、舞台だからこそ浪士賞賛の視点で書かれているので。結構生々しくて、内匠頭の切腹は今でいう午前5時頃で、三宝の刀に手をかける瞬間に介錯人に討たれたとか、内蔵助は浅野家復興に惨めなほど奔走したのに、結局お家再興が不可能になって討入りするしかなかった、とか。ま、史実は史実として、やっぱり忠臣蔵は内蔵助たちの苦悩・忠誠心をメインに思っていたいなぁ。そのほうが面白いもんね。「風さそふ　花よりもなほ　我はまた・・・」で有名な内匠頭の辞世の句も、実際には詠われなかった、なんて書かれてましたが、風が出てきて桜も散り始めて、まさにそんな日でした～。

  2008/03/30

  コメント(0)

• 三月大歌舞伎（昼の部）

  なんて切ない！これが昼の部の第一声。「陣門・組打」の熊谷直実（團十郎）と小次郎（藤十郎）の親子愛が切なくて切なくて。これまでは「熊谷陣屋」を見ることが多くて、母・相模の子を思う気持ちに涙でしたが、やっぱり“悲劇の現場”は胸が痛みます。可愛いらしい遠見のあと、熊谷と敦盛（実は小次郎）が陸に上がって組み伏せる場面。熊谷が敦盛の刀を拭って鞘に収めてやるのとか、鎧の塵を払ってやるのとか、もう、普通のお父さんですもねぇ。敦盛が「早く首を取れ」と熊谷を見上げるさまも、健気な子供の顔ですし。。。（藤十郎さんが、これまた、子供の顔してるんだよなぁ）後の段を知っているせいもあるでしょうが、敦盛を討った瞬間に熊谷は出家を決意し、同時に、現世との繋がりも断ち切ったように見えました。自分の子供の首を落とすなんて、普通の精神状態じゃできませんもん。そして、この場面では熊谷直実は“三人の父親”みたい。すなわち、小次郎・敦盛・玉織姫。玉織姫も敦盛の許婚ですから歳は近いはず、そんな若者3人の不遇な行く末に、父親としての熊谷の悲痛な思いが伝わってきました。いやー、久しぶりに「歌舞伎を見た」って思った濃厚な一幕でしたよ～。これとは対象的でまたよかったのが「女伊達」！切ないお話の後だっただけに、「おとわや」の傘がくるくる回るのが楽しかった～！秀調さんって、普段はあんまり男伊達みたいなお役をやるイメージがなかったのですが、今日は格好よかったなぁ。意外に（失礼！）踊りが上手、と思ったら三津五郎さんと従兄弟か～。（納得）文句なしに拍手でした。昼の部の3階席は空席が目立ってましたねぇ。あ～もったいない。

  2008/03/23

  コメント(2)

• 生き返った春分の日

  ここんとこずっと終電帰りで土曜も出勤してかなりヘトヘトでしたが、休日のおかげで生き返りました～。仲の良い友人たちと鍋を囲んで、昔の写真を見て、ケーキを食べて。夕方帰ってからは昼寝をして、ハーゲンダッツを食べて、「食わず嫌い王」見て。（笑）明日も戦々恐々と過ごすんでしょうけど、週末には團十郎＆藤十郎さんが待っててくれるはず！

  2008/03/20

  コメント(4)

• 三月大歌舞伎（夜の部）

  この土曜は三月大歌舞伎の夜の部へ行ってきました。夜の部はやはり藤十郎さんの「京鹿子娘道成寺」でしょうか。喜寿記念と銘打っておりますが、可愛い道成寺です。去年の12月にも南座で拝見しており、随分とのめり込んで観てしまったのですが、歌舞伎座でも見入っておりました。（とは言え、前半は若干睡魔が。。。）藤十郎さんの踊りは、とっても見やすいなぁと思います。先日能楽堂で見た野村万作さんの狂言もそうなのですが、経験と年齢を重ねることで余計なものがそぎ落とされている感じでしょうか。変にうまく見せようとする感じがなくて、すごく自由。自由と言っても、もちろん型から逸脱しているわけではなく。最後には團十郎さんの大館左馬五郎の押し戻し付き。これで一応、「團十郎・藤十郎の歴史的共演」。所化さん（豪華）たちの「舞尽くし」はもちろん藤十郎さんバージョン。翫雀さんってば、どこかにハマっちゃったようで、素で笑っちゃってました～あとは「江戸育お祭佐七」。なんだか久々に世話物の菊五郎さんを見た気がしました。時蔵さんの小糸といちゃいちゃする場面なんて、なんとも生めかしい～！やっぱり世話物の菊五郎さんは好きだなぁ。声を聞くだけで、胸がすく思いがするし。今から團菊祭の弁天小僧が楽しみです！

  2008/03/09

  コメント(4)

• テレビと蜷川さん

  今日はテレビで歌舞伎役者さんを見ることが多かったですね。●坂東三津五郎さん　「笑っていいとも！」増刊号のテレフォンショッキングにて。　タモさんストラップを当てていました。●市川春猿さん　「いつ見ても波乱万丈」にて。　たまたまチャンネルを変えたら、ご出演なさってました。　トンボが出来ないと猿之助さんに嘘までついて、女形になったそうですよ～。●中村獅童さん　こちらはワイドショー関連で。　ま、あんまり良い話題ではないので。。。それを見ながらチケット取り。一般発売でも意外にすんなり取れてしまった「わが魂は輝く水なり」。萬斎＆菊之助コンビが楽しみです。で、その後は借りてきた「薮原検校」。去年のコクーン公演のDVDで、古田新太さん、田中裕子さんらが出演。昨日（土曜）出勤したので、今日は好きなこと三昧でした～

  2008/03/02

  コメント(4)

• 狂言ござる乃座　39th

  今日は仕事を放って初めて国立能楽堂へ行き、野村萬斎さん主宰の「ござる乃座」の第39回公演を見て来ました。初めて入った能楽堂は、空気が澄んでいる感じ。開演前でもざわつきが少なくて、大人な空間だ～と思ってしまいました。今回のござる乃座の番組は、「夫婦」をテーマにしたもので、どれも夫婦が出てくる内容とのこと。●「内沙汰」かいつまんで言うと、目先の気持ちで動く夫と現実的な奥さんのお話。地主に訴訟を起こそうと血気に逸る夫をなだめつつ、勝ち目のないことはさせないようにと奥さんが巧妙に抑止します。●「因幡堂」かいつまんで言うと、脇の甘い夫としたたかな奥さんのお話。だらしない奥さんと離縁して因幡堂というお堂にこもり、新しい奥さんプリーズ！とお祈り。仏様の声で新しい奥さんが見つかるも、正体は。。。お堂にこもったり、奥さんが内掛けをかぶって正体を隠す（ネタバレ）あたりが、「身替座禅」に似ています。●「塗師平六」かいつまんで言うと、ちょっとお馬鹿な夫婦のお話。夫は塗師。かつての師匠が身を寄せたいとたずねてきますが、奥さんは夫の仕事があがったりになるのを恐れ、夫を死んだことにして幽霊を演じさせます。内容にもよるのでしょうが、「男ってバカだなぁ～」（男性の皆様すみません）と素直に思ってしまったのが「因幡堂」で夫を演じた野村万作さんでした。やっぱり人間国宝、やっぱりすごい！萬斎さんは「内沙汰」での夫。こちらは、可笑しみはあるけどどこか鋭い、といった感じ。でもすっごく素敵。慣れないせいか、能楽堂はまだまだアウェイですね。歌舞伎座のざわめきが懐かしかった～（笑）

  2008/02/27

  コメント(2)

• 二月大歌舞伎（夜の部）

  松本白鸚二十七回忌追善、やっと夜の部にも行ってきました～夜の部はなんと言っても「鏡獅子」。先月とは違って1匹（笑）での獅子の舞でしたが、思いっきり踊っている感じで、染五郎さんが格好よかった！毛振りも「美しい」って思っちゃいました。両手をバッと広げて客席の方向を見据えるとか、斜めに構えて手の方向をキッと見据える姿勢（国立劇場の鏡獅子のあのポーズですね）、好きですねぇ。その姿勢のまま、顔をキッと上げる瞬間はやっぱり大好き。（惚れ惚れ）他にも、所作舞台の上に「バンっ」って落ちる瞬間とか、胡蝶に起こされるまで眠っている様子も好きだなぁって。とにかく、私は獅子の精が好きらしいです、はい。弥生の踊りは、確かに初々しい感じでしたが、手踊りあたりから踊りに没頭していく様子がよく分かりました。「熊谷陣屋」では、諦めていた芝翫さんの相模！福助さんの代役と聞いていたのですが、襖が開いた瞬間なんだか小さい相模。イヤホンガイドでは芝翫さんと流れているものの、修正できないんだろうなぁと思っていました。でもよくよく見れば確かに芝翫さん。諦めていただけに、心の中でガッツポーズ。（最近は芝翫さんの存在感に圧倒されることが多かったので。）幸四郎さんの熊谷は、やっぱり大泣きの熊谷でした。（笑）でも、これが幸四郎さんの熊谷、心情を分かりやすく観せる熊谷なんだと思います。個人的にはぐっと抑える熊谷が好きですが、今日の幸四郎さんには結構引き込まれました。普段は借りないイヤホンガイドも、今月は白鸚さんのインタビューがお目当てで借りました。やっぱりあったほうが分かりやすいですね。

  2008/02/23

  コメント(8)

• ハシゴの果てにようやく

  先月、厄除けに行って以来風邪をひき、ずっとグズグズしておりました。最近の無理がたたったのか、ぜーんぜん回復せず。ここ1ヶ月で3件（3科）の病院をハシゴして、今週くらいからようやく回復した感じです。「おくすり手帳」も埋まった埋まった（笑）もう回復力が落ちてるんだな、きっと。1月の国立劇場も棒に振っちゃったし。でも、今年の風邪は長引くようですのでお気を付けくださいませ～。

  2008/02/19

  コメント(4)

• 

  トゥーランドット

  昨日もちょっと書いた講座のおじいちゃんに、昨日はオペラのDVDを貸してもらいました。メトロポリタン歌劇場管弦楽団　プッチーニ：歌劇《トゥーランドット》以前にチャン・イーモウ監督演出の北京公演のメイキングDVDを貸してもらい、面白いなぁと思ったんです。「トゥーランドット」と言えば、言わずと知れた、フィギュアスケートの荒川静香さんが金メダルをとったときのアレです。そして、来月末から赤坂ACTシアターで宮本亜門さんの演出でも上演されますね。（獅童さんも出てる～！）舞台が北京なので、衣装も雰囲気もそんなに違和感なく見れちゃいます。最初は敬遠してた私も、「オペラってけっこう面白い？！」と思ってしまったくらい。前出のおじいちゃん、御年80歳！若い頃からあらゆる演劇・映画を見てきたそうですが、その中で最後に残ったのが歌舞伎と文楽とオペラなんですって。説得力ある。。。秋に新国立劇場で見れるようなので、ちょっと背伸びをしてみましょうかねぇ。

  2008/02/10

  コメント(4)

• 

  少し早めの

  はー寒い寒い。今日は歌舞伎講座だったので、出掛けついでにチョコレートの仕入れへ。来週はバレンタインデーなので、会社のお兄さま＆おじさま方用に、です。どこも特設コーナーができていて、賑わってました～。ついでだったので、講座の先生といつもいろんな本・DVDを貸してくれるおじいちゃんへも買って行きました。そして自分にはKIHACHIのフォンダンショコラ。あまーい！！！

  2008/02/09

  コメント(4)

• 二月大歌舞伎（昼の部）

  東京は雪の1日。雪国生まれの私でも、装備がないので歩きずらくて転びそうになります。そして今日は節分。最近福がこないな～（泣）と思いつつ、二月大歌舞伎昼の部へ行ってきました。今月は初代松本白鸚二十七回忌追善ということで、歌舞伎座入って左側に、松本白鸚の写真が飾られていました。開演ギリギリだったので、軽く手を合わせてから劇場に入りましたよ。どの演目も松本白鸚ゆかりの演目だそうですが、見ごたえがあったのは「積恋雪関扉」かな。吉右衛門さんの関守関兵衛（実は大伴黒主）、福助さんの小野小町姫・傾城墨染（実は小町桜の精）、なんだかいつもよりも力強い。常磐津の大曲と言われているだけあって、聞き応えも十分です。それから、先週の白鵬（白鸚に似てる！）と朝青龍の相星決戦が記憶に新しい中で「小野道風青柳硯」の梅玉さんの突き出しが格好よかった！こちらもいつもの梅玉さんより力強い。そして「車引」。私、今回これを見て気付きました。異なるキャラが出てくる演目が好きだわ～「車引」では梅王丸と桜丸。梅王丸の荒々しいのと桜丸のちょこんとした感じが好き。（今回は梅王丸に松緑さん、桜丸に錦之助さんだったので、その感じがよく出てる。）大好きな「連獅子」では狂言師　右近と左近。獅子の毛振りもいいけど、右近（親獅子）の大きさと左近（仔獅子）のきびきびした感じが好き。他にそういう演目があるかなぁと考えてみたら、「双蝶々曲輪日記～角力場」。濡髪長五郎と放駒長吉、好きです（笑）濡髪のどっしり感と放駒の奔放な感じがね、好きです。ぱっと思いつくものではこんな感じですが、松本白鸚追善興行なのに自分の好みに気付いただけになっちゃった（笑）でも、ちゃんと2階ロビーの松本白鸚ゆかりの品々や舞台写真も見てきましたよ～！

  2008/02/03

  コメント(6)

• 「小町村芝居正月」のはずが・・・？

  昨日の日曜は国立で「小町村芝居正月」を観劇のはずでした。が先週末から風邪をひき、何とも良くないコンディションで強行。見始めたものの、座っているのも辛くなり、ストーリーなんか頭に入ってきやしない。仕方ないので二幕目が終わったところで泣く泣く途中棄権してきました。他の方のブログを読むと、アドリブなんかもあったみたいで、みなさん「楽しかった！」っておっしゃってますねぇ。あーあ、でもしょーがないもんなぁ。体調管理できない自分が悪いんだ。。。（反省）菊五郎さん、時蔵さん、松緑さん、菊之助さん、みなさんごめんなさい。今日は回復して会社へも行きましたが、今月は歌舞伎座の昼の部も棒に振ってるんだっけ。（こちらは仕事の都合）2008年は出だしからツイてないなぁ。。。2月は歌舞伎座のみで寂しいので、遠征しようかしら？

  2008/01/28

  コメント(4)

• 晴れの助六、曇りの連獅子

  2008年初の歌舞伎座、そして初の助六！やっとこ観てきました～！！細かいことは抜き、なんてったって格好いいっ！江戸時代の女性たちも、きっと骨抜きになっていたに違いありません。もう絵画ですね、動いているのが不思議なくらい。しかも團十郎さんの助六、目を開ける瞬間がまた格好よくて！目を開けた瞬間むきみの隈が一瞬動いて、「なにぃ？！」っていう挑戦的な眼差しがまた素敵。それから助六ファミリーのバランスがとってもよかったです。典型的な次男坊助六（曽我五郎）・團十郎さん、分別ある長男の新兵衛（曽我十郎）・梅玉さん、そして小柄ながらも二人の息子をチョイっとつまんでしまう母親（曽我満江）・芝翫さん。母親に紙衣を着せられて正座をしながらうなだれる助六は、まるで小さな子供みたい。始めの強気な助六と、この弱気な助六のギャップが、また格好よく見える大きなポイントなんだと思います。今回は花道を見たいがために奮発して1階席。けっこう長い時間花道でウロウロしているので、3階席だったら「早く舞台に出て来ーい！」って心の中で叫んでたな（笑）。1階席にしたもうひとつの理由「連獅子」。なんてったって、私が歌舞伎を観るきっかけになった高麗屋の「連獅子」ですもの、初心に返って観るつもりでした。ところが、どうしたことか、ちっともときめかない。数日前にあるブログで「幸四郎さんはもうツライのでは」というコメントを読んでしまったせいかもしれませんが、何だか辛そうで。。。舞台自体はとってもよかったんですよ。幸四郎さんは親獅子の大きさがあったし、染五郎さんは相変わらず踊りが上手いし、毛振りも揃ってたし。でも、私に先入観があったためか、染五郎さんが幸四郎さんを労っている感じがしたんです。毛振りが「合ってた」というか「合わせてた」って感じでしょうか。決して悪いことではなくて、何度も言いますが、舞台はとってもよかったんです。ただ、そんなふうに感じてしまったので、親獅子と仔獅子というよりかは、2人とも分別ある大人の獅子でした。私は仔獅子（左近）の奔放な聞かん坊な感じが好きなので、そういう意味でときめかなかったのかもしれません。決して批評めいたことではなくて、本当にそう感じたので書いておきました。最後にもう一度言いますが、舞台はよかったんですよ～！というわけで、今月は歌舞伎座は夜の部のみ。染五郎さんは来月は鏡獅子を踊るんですね。2ヶ月連続の獅子は辛そうですが、私は楽しみにしてますよ！

  2008/01/20

  コメント(6)

• 大相撲

  今日の取り組み、白鵬が全勝を守りましたね～注目株の安馬もやっと2勝。なーんて言いつつ、最近はほとんど興味のなかった大相撲。そりゃあ昔は千代の富士の圧倒的強さに拍手喝采してたけど。去年の朝青龍問題もそれほど注目してたわけでもなく。その朝青龍の久々の場所、久々の東西両横綱ということもあり、世間的にも注目が集まる一月場所。御多分に漏れず、私も流れに乗せられたようです。そういう意味では、朝青龍問題って日本の大相撲復活にいい刺激だったのかもしれません。少なくとも、ここに1人、大相撲に興味を持った人間はおりますから！

  2008/01/17

  コメント(0)

• 

  新春浅草歌舞伎（昼の部）

  今日は寒かったですね～久しぶりに本物の冬の寒さを感じた気がしました。でも浅草歌舞伎は熱い熱い。そして若い！やる方も観るほうも、みんな一生懸命です。細かいことはさておいて、個人的には獅童さんがいいポジションを見つけたなぁと思いました。「弁天娘女男白浪」の南郷力丸なんて、ぴったりの役ですもんね。もちろん弁天小僧の七之助さんも素敵。ストーリーは知っているのに、見現しの場面は本当にドキドキしちゃいますね～普段女方として見ることが多いだけに、どんな弁天小僧になっているのか興味深々でした。そして花道の勢揃いは華やか！近くに座っていた女性なんて、思わず「格好いいっ！」って叫んでましたもん。若さ、勢い、一生懸命さ、そして色彩が見事に合わさっていたんではないでしょうかね～いや、確かに格好良かったです。「傾城反魂香」は勘太郎さんの熱演に拍手。吃りながらも心情を吐露する又平に、場内はシーンとして大注目。お客さんの目を引き付けてしまう様子に、勘三郎さんを感じてしまいました。寒さの中でも、浅草は賑わってたなぁ。公会堂だけじゃなくて、仲見世も大賑わい。そして、浅草探訪のもうひとつの楽しみはこれ。　↓ここの芋きん、和菓子の中で三本の指に入るお気に入りです。今日も混んでました～これから観に行かれる方、公会堂の近くですので、観劇のお共にぜひ！

  2008/01/13

  コメント(4)

• 年玉代わりに。。。

  1/4に出勤したせいで、すっかりお正月気分は飛んでいってしまいましたが、今年の観劇手始めに新橋演舞場「初春花形歌舞伎」へ行ってまいりました～観劇前は、どうなってるのか？！と若干不安にも似た気持ちでしたが（笑）、さすがは海老蔵さん。開幕前の口上を聞くだけで、ああ、この人は未来の團十郎だなぁと思わせれたから不思議です。「毛抜」の粂寺弾正は、團十郎さんの口跡にそっくりですね。團十郎さんの底抜けに明るい感じとは一味違いますが、細やかそうな粂寺弾正とでも言えばよいでしょうか。また、早雲王子と花四天の立廻りもすごい！「年玉代わりに～」なんて言ってましたが、たいそうなお年玉をいただきました！そして、ラストの不動明王。これから観劇の方は、お楽しみに。通し狂言とはいえ1人で五役もやるとなると、ごちゃごちゃした感じに見えてしまうのかと思っていましたが、きっちり演じ分けられていたんじゃないかなぁ。私が行った1/5といえば、初日からまだ4日目。そのわりには本当によくまとまっていたと思います。（素人のくせに、偉そうですみません。。。）2008年の出だしは、なかなか順調！今年は歌舞伎を見始めて3年。歌舞伎講座の先生は「だいたい3年見れば一通り観れるのではないか」とおっしゃっていましたが、まだまだ観たい演目・配役は尽きなそうです。

  2008/01/06

  コメント(4)

• 

  あけましておめでとうございます

  あっという間に2008年を迎えまして、早速明日から仕事です（泣）今年もよろしくお願いいたします。この年末年始は帰省をしておりまして、こんなものを見つけてきました。　↓以前からあったのでしょうが、初めて発見。また、これまでは「上杉謙信公のふるさと上越市」みたいなキャッチコピーだったのが、「上杉謙信公・直江兼続公のふるさと上越市」と変わっておりました～キューピーはこれまでも行く先々で購入したり、会社の同僚に買ってきてもらったりして、全国津々浦々20個ほど集まりました。歌舞伎関連ではこの2人。　↓今年もこんな出だしで、観劇に明け暮れる1年になりそうです。まずは今週末の新橋演舞場だわ～！

  2008/01/03

  コメント(4)

• 2007年歌舞伎納め

  本日はクリスマスイブ。昔みたいにワクワクすることはなくなってしまいましたが、祝日ということが何より嬉しいです！昨日は2007年の歌舞伎納めに歌舞伎座へ行ってきました。今月は昼の部のみの観劇です。1年の疲れが出てきたのか、イマイチ集中力に欠けてしまったのは反省。それでも「筆屋幸兵衛」が始まると、何となく背筋を正して見てしまいました。初めて見る勘三郎さんの幸兵衛、期待に違わずみせてくれました。発狂した様なんて、素なのか、演技なのか、何かがとり憑いたのか（！）分からないほどの形相。「魚屋宗五郎」の酔っていく様もすごかったですが、この方の人間の心理描写はとっても迫力があり、毎回びっくりさせられます。娘・お雪役の鶴松くんも泣かせますねぇ。泣かせるだけじゃなくて、座っておじぎするなどの所作ひとつでも綺麗だなぁと思いました。あと印象に残ったのは、「信濃路紅葉鬼揃」の玉三郎さんの美しさ。本当に綺麗！そして山神の勘太郎さん。私、紅葉狩の山神の踊りって好きなのですが、今回見てやっぱり好きだな、と思いました。帰ってから、「中村勘三郎スペシャル　伝えるべき大切なもの」を見て、あーやっぱり中村屋はすごい、と改めて思った次第です。さて、来年はどんな観劇ができますやら。

  2007/12/24

  コメント(4)

• 平成21年大河ドラマ

  ご無沙汰でした～。忙しさに追われている間に、風林火山、終わりましたねぇ。そして決まりましたよ！再来年のNHK大河ドラマの主役がっ！！妻夫木が09年ＮＨＫ大河「天地人」主役実は、妻夫木聡は予想してたんです。でも、直江兼続ではなく、直江兼続が仕える上杉景勝役として。兼続はもうちょっとクールなイメージかなぁ。Gacktに続き有名人がまた来るかもということで、地元はきっと大騒ぎ？ま、「再来年」ですからね、もうちょっと待たないとね。

  2007/12/22

  コメント(0)

• 

  南座・夜の部

  行ってきちゃいました、南座顔見世！お天気も良くよい旅でしたが、1泊じゃ全然たりない！歌舞伎を観るという点では、東京でも京都でも変わりはないのに、所変わればでびっくりすることもいろいろありました。＜びっくりその１＞舞台の幅が狭い（というか、歌舞伎座が広すぎるのか）1階席で10席分ほど違うようですが、こじんまりしています。座席数はその分減っちゃうんでしょうけど、端の席でも見やすいのは有難い。ちなみに、私は3階席のいちばん端でしたが、こんな感じで舞台を見渡せます。花道の七三もばっちり！＜びっくりその２＞藤十郎さん、可愛い！実は今まであまり得意でなかった（失礼！）藤十郎さん。南座で見ていることで2割増しくらいにはなってるかもしれません（笑）が、今回喜寿記念の娘道成寺はとっても可愛いくて、次第に蛇体の本性を現していく様が分かり、見ごたえがありました。先月の国立での玉手御前も若々しくて可愛いかったなぁ。こんなに娘道成寺が短く感じられたのは初めてでした～。＜びっくりその３＞長！開演16：20、終演22：05。いつもなら21時を過ぎても遅いと思うのに、22時をまわりました～。一、石切梶原二、寿曽我対面三、京鹿子娘道成寺四、河内山　←ここまでで帰る方が多かったです五、三社祭／俄獅子三社祭の松緑＆菊之助なんて、かなりいい清涼剤になったけどなぁ。＜びっくりその４＞筋肉痛？せっかくの京都だし。。。と思い、今回は着物で観劇してみました！普段着慣れていないので、不自然に力が入っていたんでしょう、翌日体の痛いこと！観光しようと思っていましたが、あまり動き回れないくらいでした。。。また来ようと、まねきを見上げた次第です。

  2007/12/09

  コメント(7)

• プリザーブドフラワー

  先週末、趣味でプリザーブドフラワーを習っている友人の作品を見に、表参道まで出掛けてきました。プリザーブドフラワー（preserved flower）とは「preserve」（保存する）からきているお花のこと。生花のように柔らかいのに、保存状態が良ければ3～4年も楽しめてしまうそうです。ここ数年はやってますねー、青いバラとか。季節柄、クリスマスデコレーションの会場で綺麗な花に囲まれて、いつもの自分はなんてガサツなんだろう。。。と反省しました。なので、「さあ、今週も頑張っていきますわよ～ホホホ～」実は今週末、南座へ初見参！観光も兼ねるとはいえ、バカもここまできましたねぇ。。。

  2007/12/03

  コメント(4)

• 

  判明

  このあいだＴＸに乗ったとき、なんだか気になった車内広告。今日になって気になった理由が判明しました。普段は素顔を見慣れないので、分からなかった～でも、気付けないといけなかったなぁ。ね、菊之助さん。私もVAIOユーザーなので、ちょぴり嬉しい。もっと見たい方はこちら

  2007/11/26

  コメント(2)

• 顔見世大歌舞伎（夜の部）

  連休の中日は歌舞伎デー。今日は歌舞伎座・顔見世の夜の部へ。顔見世なのに大顔合わせがないため、イマイチインパクトに欠けるということらしいですね。でもでも、「山科閑居」も「土蜘」も「三人吉三」も、やっぱり楽しみでした！特に「山科閑居」（仮名手本忠臣蔵・九段目）は、歌舞伎講座で事前に昔のビデオ（歌右衛門の戸無瀬、芝翫のお石）を見せてもらっていたので、比べるという意味でも興味がありました。今回、芝翫さんは初役で戸無瀬だそうですが、先に見たビデオのお石がすごく良くて、どうもそのイメージを引きずったまま観ちゃったかなぁ。戸無瀬は感情の起伏があっさりで、何となく物足りない感じでした。夜の部では、お嬢吉三の孝太郎さんがよかった！昼といい夜といい、今月は私的に孝太郎月間だったみたいです（笑）「土蜘」の中で繰り返し聞こえた「大ちゃ～ん」という気の抜けた大向う（？）あれはいただけません！

  2007/11/24

  コメント(4)

• 

  おとりさま

  本日11/23は酉の市の「二の酉」。毎年ニュースで見るだけでしたが、今年は初めて「おとりさま」こと鷲神社まで出掛けてみました。（「おとりさま」って呼び方が可愛いなぁ。）いやー、あの熊手のお店の数は圧巻です！あんなに多いとは思いませんでした！！そして見つけた売約済の熊手！（名前が見えますか～？）中村屋さんは、この「よし田」というお店でお買い求めのようです。私も同じお店で。。。なんて思って、いちばん小さいものを買おうと思ったのですが、金額を聞いたら6,000円！縁起物とはいえ、さすがに買えませんでした～

  2007/11/23

  コメント(2)

• 

  筑波山

  この週末、つくばに住む友人宅へ遊びに行ってきました。ちょっとした旅気分になりそうですが、TX（つくばエクスプレス）で行けば、1時間程で着いちゃうんですね。冬のような寒さの中、筑波山へ観光。もみじの紅葉が見頃でした。筑波山のふもとの筑波神社では「がま油」の実演販売（？）がやっており、「がま口上」保存会の方たちががま口上を披露していました。がま口上全文なんでも、筑波山は「がま油」の発祥の地。どのお土産屋さんでも「がま油」が売ってましたよ。「外郎売」の口上然り、宣伝媒体がない時代の広告は味がありますねぇ。

  2007/11/18

  コメント(2)

• 

  顔見世大歌舞伎（昼の部）

  1年ぶりの櫓との再会（笑）お懐かしゅうございました～私にとって3度目の顔見世大歌舞伎です。ここがスタートなので、なんだかしみじみ。まずは「種蒔三番叟」。こんなことを言っては叱られそうですが、食前酒的なこの演目がけっこうよかった！梅玉さんと孝太郎さんのしっとりコンビが、華やいでいて素敵でした。まず梅玉さんの平伏姿が凛々しくて厳かで美しい！それに次ぐ踊りは、梅玉さんらしくない（？！）スピーディーな動きで、これまた意外。紫綬褒章の受賞でさらにパワーアップされたようです。孝太郎さんは一気に華やかさが増した感じがしました。先月の「赤い陣羽織」の女房もよかったし、東京国際映画祭で主演映画（「Beauty」）が上演されたのも関係あるのかなぁ。一応、私にとっての昼の部の目玉は「御所五郎蔵」。初めての演目だし、仁左衛門さんの五郎蔵が楽しみでした。やっぱり色気ありますねー仁左衛門さんは！足が露わになる場面が何ヶ所かありますが、ドキッとしてしまいます（照）甲屋与五郎役で菊五郎さんが華を添えてくれましたが、この方は舞台に出てくるだけで、パッと舞台全体が華やぐから不思議です。重厚すぎず、心地よい存在感なんだよなぁ。そして久々の福助さん。傾城・皐月、こちらも華やか。今月の歌舞伎座は、「あんまり見るものがない」なんて言われているとかいないとか。そんなことはないと思いますよ～

  2007/11/11

  コメント(6)

• ○○似

  ばかばかしい話を2つ。■仕事柄、都内の印刷会社さんへ印刷物の色味チェックに行きます。　今日も行ってきましたが、そこの専務さん、なんとなーく梅玉さんっぽい雰囲気。　お歳はけっこういってそうなのに、若々しくて上品な感じ。　面倒くさい仕事も、なんとなく和らぐかも（笑）■毎週木曜の朝は、近くにある本社ビルでグループ会議。　終わってから戻るとき、かなりの確率で市蔵さんっぽいおじさまに遭遇。　初めて目にしたときは本当に市蔵さんかと思って、振り返って見てしまったくらい。　本物なのか（？）びっくりしたからなのか、そのおじさまも振り返ってましたねぇ。　リュック姿で歩いているので、違うとは思うのですが（笑）あーあ、バカだなぁ。

  2007/11/07

  コメント(4)

• 最近の

  今日のNHKのニュースによると、最近の小中学生の65％が「増やしたい時間は？」という質問に対して「もっと睡眠時間を増やしたい」と答えたとか。私が子供のときだったら「遊びたい」って絶対答えたと思うけど。余裕がない生活してるんですねぇ。また、ちょっと話題がそれてしまいますが、先日の朝のニュースにて。最近は学生の就職先決定に、彼（彼女）らの「親」が出てくるとか。企業側が「学生の親に安心してもらえるように」との配慮（？）で、会社見学を行うんですって。長く働いてもらいたいという企業側の願いもあるんでしょうが、ここで親がNGと判断したら、内定辞退しちゃう学生もいるのかしら。私が歳をとったから、というのも多分にあると思いますが、日本の未来は大丈夫か？と思ってしまう気持ちもお分かりいただけますかねぇ。

  2007/11/03

  コメント(2)

• 前進座の「俊寛」

  観劇してから1週間経っちゃいましたが、覚えていることと、講座で聞いたことをまとめておきます～●俊寛の登場　徐々に舞台が明るくなり、中央の岩をくり貫いた「かまくら」のような中に　俊寛がうたた寝をしている。　都で東屋が殺されることを夢に見て、清盛を激しく罵り、はっと目を覚ます。　このシーンで、「六波羅清盛館の場」の代わりかな。●丹波少将と康頼の登場　康頼は下手の岸壁を降りてくる。みすぼらしい康頼を見た俊寛は、　自分の姿と思い驚く。　丹波少将は歌舞伎と同じように花道から登場。●千鳥　水色にヒトデの絵柄が印象的な衣装。歌舞伎よりも本当の海女っぽい。●「りんぎょぎゃって～」　俊寛がこの言葉を疑問に思い、康頼にたずねる。　台詞の意味を知らなくても、劇中で康頼によって説明される。●都からの赦免船に気付いたとき　俊寛、丹波少将、康頼、千鳥の四人で小踊り。（手踊り）●瀬尾と丹左衛門の登場　瀬尾、丹左衛門の順に続いて登場。　歌舞伎では丹左衛門が格好よく描かれているが、前進座ではどちらも単なる「役人」　という描かれ方。●幕切れ　これはもう、言わずもがな。自分の欲を捨て去った微笑みで幕切れ。　「おーーい」もほとんど言わず、あくまで若い2人の幸せを願う感じ。などなど。。。全体的に、分かりやすく観劇できるようになっている気がしました。また、年配の男性ファンが多いのにびっくり！歌舞伎座では圧倒的に女性が多いですが、50/50か、下手したら男性のほうが多かったかも。吉祥寺駅から15分程歩くのが難点かなぁ。機会があれば、また行きましょ。

  2007/10/28

  コメント(4)

全248件 (248件中 1-50件目)

1 2 3 4 5 >