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テーマ:生き方上手(688)
カテゴリ:ナースの仕事
なんでもわがままが通る病棟ではありません 一般病棟に比べると 食事、環境、医療の面で とても優遇されています 最後の時を 穏やかにすごせるために 看護師をはじめ、医療スタッフは必死です もちろん一般病棟でも 医療スタッフは必死で働いています そんななか 究極にわがままな患者様が入院してきました 明らかに身の回りのことは自分ででき まだまだホスピス病棟に入院するのには 早いのではと思われる患者・・・・ 同期のスタッフが担当になり 暴言を吐かれ続け 『うつになりそうなので、もう辞めたい』と 婦長へ抗議 担当が外れるという異例な事態 そんなスペシャルな患者様を昨日の夜勤担当になりました 夜勤担当ですと挨拶に行くと 初対面、第一声が 『うわ。最悪や。若い看護師はむちゃくちゃやからいやや。 最悪の夜になるわ。』 素敵な挨拶に・・・ 『そうですか。それは残念でした。』と 軽く流します この患者様は医者や婦長に対する態度と 看護師、特に若い看護師に対する態度がとても 違うようで、看護師へは だれかまわず暴言をはかれます いちよ、病棟の中では一番若いのですが・・・ それでも今月で31才 あら、私まだ若いんだ・・・ とプラス思考 理不尽な文句を言われ続けても 『そうですか・・・』と流す それくらい精神的に強くないと この仕事やってられないと思います 何でもわがままが通る病棟=ホスピス病棟ではありませんと 医者や婦長がはっきりと言うべきです 特に主治医が駄目駄目なので 腹が立ちます しかし・・・ こんなにも性格が歪んでしまっている患者様 なにがあって そんな性格になられたのでしょうか・・・ スタッフはみんなわがままな患者様ということで 深く関わろうとはしませんが 本当は深く関わらないといけないような気がします わがままさに腹が立つ反面 かわいそうな気持ちにもなり 複雑な思いで夜勤を終えました・・・ ほんと、いろいろな人間がいますね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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