お嬢様が旅立ちました
去年の五月に心臓を悪くして入院八月には腎臓を悪くして入院そのあと入院退院繰り返しつつ通院してて9月24日の夜中に呼吸がとても苦しくなって緊急で入院して26日の朝、病院から意識がないって電話が来てでも、私が行ったら起き上がろうとしておうちに一緒に帰っていつも一緒に寝ていたベットに一緒に横なっていて夕飯のあと片づけの前に台所で一休みしていたら急に戸棚から白いホーローの入れ物が落ちてもしやとベットに行ったら呼吸がとても辛そうでベットで横になって、お嬢様に一番好きだった胸の上にあげて抱っこしてふぅって息が止まって膝におろしたら、とんとんとんって心臓が止まりました。一人で死んじゃうとどんなに私がつらいかって呼んでくれたんだねずっと頑張ってくれたんだね9月26日午後7時20分に旅立ちましたもう少しで一緒に暮らして18年でした。1998年の12月の末青森には珍しく温かな12月20日、日曜日のお昼に合浦公園に行ったら自転車置き場に捨て猫さんがたくさんいてそのなかで、ふと目があったお嬢様が忘れらずに夕方にまた段ボールを持って行ったら自分からぽんって中に入ってその日から一緒に暮らしましたそのあと、病院で健診してもらったら「歯の感じから3歳くらいでしょう」ってだからもう20歳は過ぎているのでしょう言葉に言い尽くせないだけのたくさんの想い出をくれましたもっともっと一緒にいてあげればよかったお留守番ばかりさせてごめんなさい本当にごめんなさいすごくたくさんのごめんなさいとすごくたくさんのありがとうでいっぱいです濡れているとなめてくれた私の髪の毛を二束一緒に持って行ってもらいましたひとつはお嬢様から三十年くらい前に旅立ったチャオ君に渡してくださいってお願いしました大好きだったのに腎臓が悪くなってから食べられなくなった笹かま備えてます