カテゴリ:かぞく
娘は高校見学会の後、友人とカラオケーションしに行ったので、今日は夫と2人で母の見舞いに行きました。交通手段はいつものようにバイクですが、今日は私がタンデムシート(^-^)!夫の運転はあまり信用してないので、実は力が入っています。でもたまにはこんな密着もいいかなぁ(笑) いつもより20分ほど遅く病室に到着すると、なんだか母は肩身が狭そう。2人の患者さんに注意を受けていました。私が入っていくと、注意していた人が私に向かって「お母さんに今日の報告ちゃんとしてもらいや~、ホンマにこのままやったらアカンで!」と。 「どうしたん?」と私が聞くと、母はバツが悪そうに「実はお菓子やカキ氷を差し入れに貰って、食べたんだけど、その事をおこられててん」 といいます。確かに母は糖尿で入院しているし、おしっこや血液を定期的に調べているのですから、決してオヤツなんぞ食べたら駄目なんです。でも母は言う事ききません。笑いながら「ははは」と好きなように生きてきた人なんです。 人から頂いたり、自分で仕入れてきて、同じように隠れて食べている患者さんに山分けしていました。で・・・その人の検査結果も悪くなっていて(当然やね)その事でも怒られてました。「あなたがあげるから、あの人まで悪くなる!」と(原因論だぁ) 母はカラカラ笑いながらも「あんたは姑か!」とか「ごちゃごちゃ、うるさいねん」とか 思うように言い返していました。そんなのを横目で見ながら、「少しまずいぞ」と思い、母に今日は話をしました。 母という人はよく言えば自由人なので、耳にうるさい話は、右から左、ヌカに釘、馬の耳に念仏、暖簾に腕押しなので、今までなるだけ言わないでおいたのですが・・・。簡潔に!と頭を冷静にして話しました。 「今回の入院は、データを取って、薬をどうしょうか?という言う入院でしょ。家だと食べた物や出した物を計るのが大変だから、入院してる。なのに間食して、その事を報告しないと、間違ったデータがでてしまい、間違った治療方針が決定してしまう。すると退院してからも、多目の薬が出たり、本来は飲み薬でいける体なのに、注射が必要になったりしかねない。そうなると困るのはお母さんなのだから、入院中のデータを取る間だけは、キチンといわれたとおりにした方がいいと思う。そうしないと入院している意味がなくなるばかりか、逆に重病人にされちゃうよ」とゆっくり話しました。 あまり、この話を聞きたくない母は、途中別の話を挟んできたり、「もう分かったって言ってるのに」と娘のようにプンプン言うので笑ってしまう。母が自分の食べたい物を好きなように食べるという事を、やめさせられないのだが、少しでも自粛してくれるよう、私に出来る事を探したい。 なるべくなら食べ物への注意はできるだけしないようにし、これからも仲良しでいること。私は母が大好きなんだけど、食事の事を話すとどうも険悪になるようだし(^-^;)。長生きして欲しいから言うのだけれど、それは私の希望であって、強制はできないもんね。ただ大好きな母にずっと生きていて欲しいと言う事を、口で言うだけでなく、行動で表すしかなく、今の私の動きはこの線で進んでいます。 母も昔に比べたら、いろんな意味で頑張って体を、大切にしようと思ってくれてるのは分かる。タバコも軽いのになったし、ウォーキングも何キロも毎日歩いてるし、食事も玄米が主食だ。うん偉いぞ!後は間食のおやつ・・・。でもなぁ~好きなんだもんなぁ~オヤツ。 昨日と今日は散歩から帰ってきたら低血糖になっていたらしく、夕方の食事前にブドウ糖を打ったらしい。そんな事があったので、食事前の散歩に不安を感じているが、今まで何年も食事前に何キロか歩いているし、低血糖も血を採って測定したら分かると言う低血糖だし、このことでせっかくのウォーキングを止めてしまわないように、今はその話をよくしている。 先生の説明が、きっと母には半分も理解できていないと思う。そう思うと私はどうやって仕事を抜けて、先生の説明を聞きに行くかが、思案のしどころだな。インシュリン注射を練習で打ったときも、打った後で針をソケットにさして抜き、捨ててしまうのだが、なかなかソケットに挿す事ができず、何度も指にザクッといきそうでヒヤヒヤした。やはり元気な母も70歳なんだと実感した。今後は私の出番も多くなりそうだ。親孝行できるよう頑張ります。(^-^)
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Last updated
July 9, 2006 12:10:30 AM
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