カテゴリ:津軽三味線♪
今回もお休みの危機でした。と言うのも、土曜日の夕方にアレルギー症状の様な「水鼻だらだら、くしゃみ止まらず」となり、明けて日曜日には、熱は出るわ、喉は痛いわ、関節ガクガクやわの大騒ぎで、簡単に書くと、寝込んでいました。 しかし月に2回しかない三味線は、何が何でも休みたくないので、日曜は絶対安静。そして満を持して月曜日。多少足はフラフラで、頭も縄で縛られてるみたいでしたが、三味線を車にのせ出発しました。(流石に電車では、三味線を持ち歩けそうに無かったの) 駐車場代の1200円は痛いけど、仕方が無い。 しかし、無理して行って、いつも帰りには「来てよかったぁ~」って心から思うんですよ。先生に撥の跳ね返りがない事を指摘していただき、そこをずっとしていました。三味線を構え、同じところを引き続けるのは、頭がふぅ~ってなるくらい重くて、きついのですが、先生が言おうとしておられることが、段々分かるのが、凄く幸せ!少しでも、音が先生に近づけるというのは感激なんです。 時々先生が弾く曲を、近で聞ける事があるのですが、とにかく感動なんです。三味線を始めて1年7ヶ月。自分の腕には呆れるのですが(^-^;)師匠の三味線を聞くことが出来て、1回ごとに2ミリでも上達しているとしたら、こんなに幸せなお稽古は無いですね。 10年後、私がもっとおばさんになって、その時も真面目に稽古していて、少しは師匠の音が出せてると嬉しいなぁ~。そんな風に、数年先の自分を想像する事は、幸せなことなんです。 この先の自分の人生で、大切な人との別れや、深い悲しみや、身体機能の喪失など、落ち込みそうなことがあったとしても、自分の楽器や歌で人を喜ばせたり、楽しませたり出来る技術が、少しでも備わっていたら、私はきっと幸せを感じて生きていけるような気がするんです。今先生が、学校や舞台で演奏活動をされてますが、そこまでいけたら奇跡的に凄いけど(^-^)まず私の目指す場所は、もう少し身近な、地元の老人ホームや、幼稚園の舞台や、人形劇の効果音でも、何でもいいけど、三味線をかついで参加して、喜んでもらえたら幸せだな~。 そういう想像をしながらお稽古するのは、楽しいです。私はこう見えて昔は(?)目標を高くしすぎて諦める子供でした。今はがんばれば届く目標を足がかりに、楽しみながら進んでいけたらと思っています。時にがんばりすぎて、息が切れそうになると「このやり方では、やめる言い訳になるぞ!」と諭しつつ、ブレーキをかけて続ける作戦をとっています。 私の好きな「やしきたかじん」さんが番組で、10年目からが何事もスタートだと言っていたのですが、本当に10年目から冷静に頭で考えられ、方向が見えてくるように思います。ややこしいしがらみが落ち着き、真に目的にむかえるのが10年目からだと最近思うようになりました。同じ事を10年続け、そこからスタートを切れる人生は幸せだとも思います。そういう環境は、一人では10年も保てないかもしれないですから。 結婚もそうなのかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 28, 2006 10:05:26 PM
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