本日のお天気は晴れ。
昨日、たっぷり雨が降ったので、
畑には入れないので家の周りで仕事してました。
さて、今日は、最近ちぇこたんが取り組んでいる、
ひとり育苗研究について。
今時期、10日おきくらいに、
ブロッコリーやキャベツなどの、
直売用の野菜の種をまいて、
育苗するわけですが、
恥ずかしながら、
ずっと解決できてない問題があります。
これです。
株元がろくろっ首になるのです。
そして、最終的に苗が消えていく・・・。
(白菜やレタスはなりませんが)
恐ろしいことに、
発芽率は相当いいのに、
定植までに50%までいい苗が減っているのです・・・。
全自動の移植機があるのに、
こんなに欠株だったら意味ないじゃん・・・。
ようやくちぇこたん、
記録をとりつつ、
ハウスの温度や水のやり具合、
風通し具合など、
いろいろ観察してみました。
ちぇこたん的には、
こうなる原因は、
高温によるものだと考えました。
1日のハウスの温度と
地温を何回も観察してみると、
晴れた日には、換気していても、
30度以上にすぐなってしまっているのです。
(35度なんてよくあります)
地温もハウス内の温度とおんなじかそれ以上になってました。
生育適温は20度前後なのに、
コレでは駄目になっていくもの当然ですね・・・。
そんなわけで、
ブロッコリーの苗を、
いろんな温度環境で対照実験してみました。
育苗途中でハウスの外に出したものが、
こんな細い首になったりせず、
そして、徒長もしなくていい塩梅でした。
(あくまでうちのハウス内でのことです)
これはハウス内で、
温度が25度以上にならないように努力してみた株。
(本葉2枚の段階で実験開始したので、
データをとるのには、ちょっと中途半端ですが・・・。)
前回、温度管理してなかったものは
65%の歩留まりだったのですが、
今回は80%を越えていると思われます。
細い首で、
トレイから抜けてこない苗も、
今まで比べて格段に少ない!!
根っこもしんちゃんの追肥でいい感じです。
温度!!!
(徒長になる水加減も、
夕方には乾き気味になるように、
いろいろがんばってます。
これも難しいです。)
これ大事ですね。
今、育苗に使っているうちのハウスは東西に向いていて、
風通しも、私的には、
育苗するのに向いていない感じに思えます・・・。
すぐに暑くなり、温度、なかなかさがらない。
次の苗は、
いまよりもっといいものを作ってみたいです。
(今回のは、双葉、黄色くなって落ちてしまったし・・・)